文献詳細
特集 “とりあえずスタチン”から脱却!—動脈硬化性疾患一次予防・最新の考え方
診断
文献概要
Point
◎動脈硬化性疾患予防のためには,個々の患者のリスクを判定し,リスクに応じた管理目標を立案することが重要である.
◎すでに脳心血管疾患を有する二次予防患者,糖尿病や慢性腎臓病(CKD),末梢動脈疾患(PAD)などの高リスク病態,家族性高コレステロール血症は特に高リスクであり,最初に評価する必要がある.
◎明らかな心血管疾患の存在,二次性高血圧や妊娠中の糖尿病など,診断や治療に苦慮する場合には,迷わず専門医に紹介する.
◎動脈硬化性疾患予防のためには,個々の患者のリスクを判定し,リスクに応じた管理目標を立案することが重要である.
◎すでに脳心血管疾患を有する二次予防患者,糖尿病や慢性腎臓病(CKD),末梢動脈疾患(PAD)などの高リスク病態,家族性高コレステロール血症は特に高リスクであり,最初に評価する必要がある.
◎明らかな心血管疾患の存在,二次性高血圧や妊娠中の糖尿病など,診断や治療に苦慮する場合には,迷わず専門医に紹介する.
参考文献
1)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版,2022 https://www.j-athero.org/jp/jas_gl2022/(2024年4月閲覧)
2)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患発症予測・脂質管理目標設定アプリ(医師・医療従事者向け) https://www.j-athero.org/jp/general/ge_tool2/(2024年4月閲覧)
3)日本医学会連合,他:脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャート2019 https://cdn-naikaprod.pressidium.com//wp-content/uploads/2019/05/269e80132a367889638e36044f0b5fa6.pdf(2024年4月閲覧)
4)日本内分泌学会(監):原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021 https://www.j-endo.jp/uploads/files/news/20210823.pdf(2024年4月閲覧)
5)日本動脈硬化学会(編):動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド 2023年版,日本動脈硬化学会,2023
6)日本糖尿病学会(編):糖尿病治療ガイド2022-2023,文光堂,2022
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