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文献詳細

雑誌文献

medicina61巻9号

2024年08月発行

文献概要

特集 リウマチ膠原病疾患Up To Date!—押さえておきたい最新の診断と治療 関節リウマチの診断と治療

関節リウマチの診断と疾患活動性モニタリング

著者: 日髙利彦1

所属機関: 1社会医療法人善仁会宮崎善仁会病院リウマチセンター

ページ範囲:P.1413 - P.1418

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Point
◎関節リウマチ(RA)は,問診,関節および全身の診察,検査,画像検査より総合的に診断する.
◎RAの早期診断に2010年ACR/EULAR新分類基準は有用であるが,類似疾患の鑑別が必要である.
◎血清反応陰性症例では分類されにくいため,関節エコーやMRIなどの画像評価を参考にして診断する.
◎RAの臨床において疾患活動性のモニタリングは非常に重要である.

参考文献

1)Arnett FC, et al:The American Rheumatism Association 1987 revised criteria for the classification of rheumatoid arthritis. Arthritis Rheum 31:315-324, 1988 PMID 3358796
2)Aletaha D, et al:2010 Rheumatoid arthritis classification criteria;An American College of Rheumatology/European League Against Rheumatism collaborative initiative. Arthritis Rheum 62:2569-2581, 2010 PMID 20872595
3)日本リウマチ学会:新基準使用時のRA鑑別疾患難易度別リスト(2016.11.14修正).2016 https://www.ryumachi-jp.com/info/161114_table1.pdf(2024年3月閲覧)
4)Minowa K, et al:Predictive grade of ultrasound synovitis for diagnosing rheumatoid arthritis in clinical practice and the possible difference between patients with and without seropositivity. Mod Rheumatol 26:188-193, 2016 PMID 26140471

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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