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文献詳細

雑誌文献

medicina61巻9号

2024年08月発行

文献概要

特集 リウマチ膠原病疾患Up To Date!—押さえておきたい最新の診断と治療 関節リウマチの診断と治療

関節リウマチの治療—従来型抗リウマチ薬,非ステロイド性抗炎症薬,グルココルチコイド

著者: 河野正孝1 川人豊1

所属機関: 1京都府立医科大学大学院医学研究科免疫内科学教室

ページ範囲:P.1424 - P.1428

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Point
◎わが国における治療指針となる『関節リウマチ診療ガイドライン2024』が2024年4月に改訂版として発刊された.
◎薬物治療アルゴリズムでは,“Treat to Target(T2T)”に基づき,速やかに臨床的寛解または低疾患活動性を目指す.
◎関節リウマチと診断された患者は,まずメトトレキサート(MTX)の使用を検討する.
◎MTXを投与開始または増量した際には,3カ月程度は2〜4週ごとに血液・尿検査を行うことが望ましい.
◎非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やグルココルチコイドは関節リウマチ治療における補助的治療薬である.

参考文献

1)日本リウマチ学会(編):関節リウマチ診療ガイドライン2024改訂—若年性特発性関節炎 少関節炎型・多関節炎型診療ガイドラインを含む.診断と治療社,2024
2)日本リウマチ学会MTX診療ガイドライン小委員会(編):関節リウマチにおけるメトトレキサート(MTX)使用と診療の手引き2023年版.羊土社,2023

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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