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特集 リウマチ膠原病疾患Up To Date!—押さえておきたい最新の診断と治療 関節リウマチの診断と治療
関節リウマチの治療—従来型抗リウマチ薬,非ステロイド性抗炎症薬,グルココルチコイド
著者: 河野正孝1 川人豊1
所属機関: 1京都府立医科大学大学院医学研究科免疫内科学教室
ページ範囲:P.1424 - P.1428
文献購入ページに移動◎わが国における治療指針となる『関節リウマチ診療ガイドライン2024』が2024年4月に改訂版として発刊された.
◎薬物治療アルゴリズムでは,“Treat to Target(T2T)”に基づき,速やかに臨床的寛解または低疾患活動性を目指す.
◎関節リウマチと診断された患者は,まずメトトレキサート(MTX)の使用を検討する.
◎MTXを投与開始または増量した際には,3カ月程度は2〜4週ごとに血液・尿検査を行うことが望ましい.
◎非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やグルココルチコイドは関節リウマチ治療における補助的治療薬である.
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