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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻1号

1970年01月発行

文献概要

カラーグラフ

喀痰の検査

著者: 高橋昭三1

所属機関: 1結核予防会結核研究所細菌血清学

ページ範囲:P.42 - P.43

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 まず臨床所見を,そしてただちに痰のレフレル液による単染色標本を鏡検する.このやり方を私はだれにでもすすめている.痰は,必ず病巣を通ってくるから,その情報を運んできているはずである.医者の眼で,それを見ることは,ときには聴診器をあてるよりも,正確な診断の手段となることがある.ところで,痰の検査は,感染症に関しては,それが確定した例について,治療の指針を決めるため,診断を確定するために行なうものであることに留意すべきであろう.痰は,新しいほどよいのは当然である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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