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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻1号

1970年01月発行

治療のポイント

ネフローゼ症候群と蛋白質のとり方

著者: 山下泰正12

所属機関: 1東京都新宿日赤産院 2東京都新宿日赤産院小児科

ページ範囲:P.80 - P.81

文献概要

 ネフローゼ症候群は高度の蛋白尿の持続的な排泄,低蛋白血症,ことに低アルブミン血症,高脂血症(血清コレステロール値の上昇),全身性浮腫などを呈する疾患群を総称している.しかもネフローゼ症候群の場合にみられる特有な症状は,急・慢性腎炎の経過中に起こることもあり,糖尿病,痛風,悪性腫瘍,慢性伝染病,化学薬品中毒,その他,種々の原因で発生し,しかも腎臓ばかりでなく,前述のような他の全身的な因子で修飾されるので.ネフローゼ症候群として一括されている.
 本症候群を起こす疾患に真性のものと,それ以外のものとがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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