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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻10号

1970年09月発行

文献概要

日常検査とその限界

血清GOTとGPT

著者: 金井正光1

所属機関: 1信大中央検査部

ページ範囲:P.1394 - P.1396

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 GOT,GPTが日常臨床検査として広く採用されるようになってからまだ日も浅いが,現今では生化学検査項目のなかで最も要求の多いものの1つとなり,その普及には目をみはらせるものがある.しかしながら,検査室における測定法の実態については臨床家によく知られていない問題点が多くあり,また臨床家の検査要求や成績の解釈などにおいても安易な,無批判的な考え方がかなりあるように思われる.筆者は現在,これらの問題について医師や検査技術員がともに反省すべきよい時期にきていると思うので,以下若干の解説を試み,私見を述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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