文献詳細
診療手技
文献概要
膵臓は後腹膜にあるので腹部臓器としては深部にあり,前面に胃などが存在するので触れにくく,多少の病変があっても触診所見が得がたいとされている.そして,このことが膵疾患診断のむずかしい1つの大きな原因となっている.
しかしふつうの仰臥位の触診だけでなく,いろいろと工夫して触診すると,膵は一般に考えられているよりもはるかによく触れるものであり,ときにはあまりにもよく触れるので,膵でないのではないかと迷うことすらある.
しかしふつうの仰臥位の触診だけでなく,いろいろと工夫して触診すると,膵は一般に考えられているよりもはるかによく触れるものであり,ときにはあまりにもよく触れるので,膵でないのではないかと迷うことすらある.
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