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治療のポイント
真菌症の化学療法
著者: 福島孝吉1
所属機関: 1横市大内科
ページ範囲:P.1454 - P.1457
文献購入ページに移動 内科的真菌症を治療するうえで,病巣が粘膜にあるか,あるいは臓器の実質内にあるかでたいへんな相違がある.前者は浅在性,後者を深在性と言い表わすと便利である.浅在性の真菌症では,病巣に薬物を直接に作用させることは,さほど困難ではない.これに反して深在性の真菌症では,薬物は吸収され,血流に入って病巣に到達せねばならない.
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