icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina7巻11号

1970年10月発行

―団体紹介―腎センターにおける愛知県方式

著者: 小林快三1

所属機関: 1名大分院内科

ページ範囲:P.1563 - P.1563

文献概要

患者増加の一途をたどる慢性腎不全
 わが国の慢性腎不全,尿毒症による死亡は年間1万余人を越え,愛知県だけでも年間400人以上の死亡者を数える.昨今各地で慢性腎不全患者の血液透析が行なわれ,社会復帰例も急速に増加しているが,これら患者の対策上に種々の問題が生じてきている.たとえば毎年多発する尿毒症患者の限られた一部のみを受入れ透析を行なっているにすぎず,さらに透析患者の死亡数の低下とあいまって,この傾向はいっそう強まるものと考えられる.愛知県ではこれらの問題を地域社会全体の問題として解決しようとする積極的な試みがすすめられておるので,その概要を以下に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら