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臨床家の生化学
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血清アルカリフォスファターゼ(AlPase)の測定は,臨床検査の一つとして最も古くから愛用されてきたものである.最近血清中の本酵素の分画を検出して,主にその起源臓器を確かめようとする努力がなされている.この分画が広い意味でのいわゆるisoenzyme(以下アイソザイム)である.本稿ではAlPaseアイソザイム検出法について述べ,各分画の臨床的意義を考えてみたい.
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