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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻13号

1970年12月発行

文献概要

グラフ

心臓・血管の石灰沈着像

著者: 五十嵐正男1 野辺地篤郎2

所属機関: 1聖路加国際病院・内科 2聖路加国際病院・放射線科

ページ範囲:P.1785 - P.1790

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 胸部や腹部の単純X線写真をみていると,心臓や大血管に石灰沈着がみられることがある.これらの石灰沈着はけっして正常の心臓や血管にはおきてこない.大部分は動脈硬化性変化をおこした場所に生じてくるのである.
 大血管に石灰沈着がみられるばあいは,動脈硬化の進行した大動脈,動脈瘤,梅毒性大動脈炎,器質化した壁在性血栓などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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