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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻2号

1970年02月発行

治療のポイント

インスリンの投与量調整

著者: 平田幸正1

所属機関: 1鳥取大内科

ページ範囲:P.192 - P.194

文献概要

インスリン投与量には個人差が強い
 糖尿病患者にインスリン療法を行なう場合,その最適の種類と量に関しては,個人差が強いことに注意する必要がある.また同時に,同一個人にあっても,経過に従って,その必要量に変動が起こりうることに留意しなければならない.
 以上の理由から,インスリンの投与量調整に関して,一定の規準があるとはいえない.現在のところ,腰だめ的な一応の方針によって調整を行ない,その調整によって現われた成績によって,またさらに調整をくり返すということによって,適正量に持ちきたすという手順をふまざるをえないといえる.したがって,ここに述べるのは,私の行なっている一応の手順であることをお許し願いたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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