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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻3号

1970年03月発行

文献概要

診療手技

IPPB

著者: 伊賀六一1

所属機関: 1社会保険埼玉中央病院

ページ範囲:P.260 - P.262

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IPPBの意義
 IPPBとはintermittend positive pressure breathing(間歇的陽圧呼吸)の略で,普通これにエロゾル吸入療法を併用して種々の原因による換気機能障害,あるいは呼吸不全respirabory failure(hypoxemia and/or hypercapnia)の治療に用いる(図1).
 すなわち,吸気時間歓的陽圧呼吸器(IPPB/I)にあらかじめ適宜にセットされた一定の圧が吸気時のみに陽圧として作動し,肺内圧がその圧のレベルに達すると吸気の周期が遮断され,呼気に切り替わることにより患者の換気(呼吸)をassistする.このとき吸入器中に高濃度のO2が混人され同時にO2療法を行なうことができる.これによって,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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