文献詳細
診断のポイント
文献概要
この主題は,本来臨床経験の豊富な血液学者が執筆されて初めて味い深いものになるのであって,筆者にはやや重荷である.ここでは赤血球系,白血球系,血小板・凝固・線溶系の順にわけて,思いつくままに問題となる疾患にふれてみることにしよう.筆者なりの見方なのでかなりかたよった解説になってしまうかもしれないが,これは大半は筆者自身が見のがして,そのことに気づいていない疾患が多々あることを意味するので,一部は紙面の制約によるものである.この点ご寛容,ご叱正をいただきたい.
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