icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina7巻5号

1970年05月発行

文献概要

X線メモ

Silhouette Sign

著者: 山中延元1

所属機関: 1日医大放射線科

ページ範囲:P.562 - P.562

文献購入ページに移動
 胸部単純X線写真の読影にあたっては正面像のみならず,側面像も同時に観察することが必要であるが,正面像しか観察できない場合も少なくない.この場合,肺野にある異常陰影の位置をある程度推測できるSignが,B.FelsonのいうSilhouette Signである.FelSonの行なった実験を自分自身で追試して確かめ,おぼえておくと便利である.
 1)心辺縁の一部または全部を見えなくする陰影(Silhouette si-gn)は前肺野にあり,中葉・舌部・上葉のanterior segment・前縦隔・oblique fissureの前部・前部胸膜腔にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら