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臨床メモ
下肢(ことにふくらはぎ)の重圧感—外科医の立場から
著者: 宮崎三郎
所属機関: 1城西病院外科
ページ範囲:P.565 - P.565
文献購入ページに移動 患者はふくらはぎに重圧感があるなどとは訴えない.おそらく,重くるしい,疲れる,だるい,はる,圧迫されるような感じ,鈍い痛み,などということばで訴えられる.ことばではうまく表現しにくい複雑な不快感を意味するものであろう.
このような訴えがある場合,まず,注意することはそれが両側性か一側性かということである.両側性であればビタミン欠乏症,糖尿病,定期性麻痺などの代謝性または内分泌性疾患,肝・腎の疾患,循環器系疾患の潜在,疲労などを考え,また,脊椎周辺の疾患や腹部大動静脈分岐部付近の疾患を考える必要があると思うが,外科を訪れることは少ない,
このような訴えがある場合,まず,注意することはそれが両側性か一側性かということである.両側性であればビタミン欠乏症,糖尿病,定期性麻痺などの代謝性または内分泌性疾患,肝・腎の疾患,循環器系疾患の潜在,疲労などを考え,また,脊椎周辺の疾患や腹部大動静脈分岐部付近の疾患を考える必要があると思うが,外科を訪れることは少ない,
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