臨床検査に用いられる検査材料のうちもっとも頻繁に使われるのはなんといっても血液である.血液には動脈血,毛細血管血と静脈血があり,検査によっては成績が著しく異なるものもある.また,検査に用いられる血液といっても,検査項目によって全血が必要なもの,血漿が必要なもの,血清が必要なもの,血球成分が必要なもの,などがある.さらに血液凝固を防ぐために加える抗凝固剤についても検査項目によっては特定の抗凝固剤に限って用いられる.このように「血液の検査」を行なう場合には目的に応じた採血法が必要である.したがって,検査を依頼する場合には,それぞれの検査項目について適切な採血条件をよく知っておいてから行なわなければならない.さもないと貴重な患者の血液をむだにするばかりでなく,検査のための適切なタイミングを失うことになろう.
すべての生物学的試料に共通なことであるが,血液についても同様に,生体外にとり出されるときわめて不安定であって刻々と変性してゆくものである.採血後長い間放置すると,値が著しく増減し生体内の状態を推定しえない.したがって,原則として採血後できるだけすみやかに検査を終えることが望ましい.
雑誌目次
medicina7巻6号
1970年05月発行
雑誌目次
診断篇
I.目的に応じた採血法
1.採血上とくに注意を要する検査
著者: 河合忠
ページ範囲:P.633 - P.637
2.血液の保存法
著者: 河合忠
ページ範囲:P.637 - P.639
血液の検査は,他の臨床検査と同様に,原則として,採血後できるだけすみやかに検査を終えることがのぞましい.しがし,やむなく長時間血液試料を保存しなければならない場合があろう.この場合には,次に述べろように目的に応じて適切な保存法を行なうことが,正しい検査成績を得うために不可欠なことである.
3.採血困難なときの対策
著者: 河合忠
ページ範囲:P.640 - P.641
採血法は大きく2つに分けられ,1つは静脈穿刺により静脈血を採取する方法であり,他の1つは皮膚穿刺により毛細血管血を採取する方法である.次に,それぞれの場合の一般的な注意と採血困難な場合の対策についてまとめてみよう.
4.小児の採血法
著者: 西村昂三
ページ範囲:P.642 - P.644
小児の採血は年齢によりかなり難易の差があるが,最も問題になるのは乳幼児である.しかし諸種の検査にさいし,成人の場合と同じ量の採血を要求された時代は幸いにもすぎ去りつつある.すなわち現在では,毛細管血の採血によりすべての検査が行なわれる方向に動いており,やがて小児の採血が本稿のように,特別な項目としてとりあげられる必要もなくなるものと思われる.そこで本稿では,わが国の現状を考慮して,乳幼児期の採血法のうち,特に日常臨床上必要と思われる方法についてのみ解説することにする.
II.消化器系疾患の診断技術
1.胃腸管の機能検査
著者: 川井啓市 , 三崎文夫
ページ範囲:P.645 - P.650
形態学的検査と機能検査
胃腸管の病態生理を機能面から把握しようとする試みは古くからなされ,実際,形態学的検査法のあまり進歩していない時期には,むしろ唯一の診断法ですらあった.しかしその後の形態学の華々しい進歩の陰にかくれ,機能検査はともすれば忘れがちになり,等閑視されている傾向がないでもない.この理由はElect-ronics,放射性同位元素の応用により,機能面の検索が容易になった現在でも,かなりの労力や特殊な設備を必要とし,そのうえ診断法としては補助的な意義しかもっていないからである.しかし臨床検査法としては,形態的側面と機能的側面からのアプローチが,病態生理を基底とした内科的治療のためには欠かすことのできない車の両輪といえよう.
以下,胃腸管(膵外分泌を含む)の機能検査法を表示し,主として文献の紹介を中心におのおのの意義についてふれたい.
2.緊張性十二指腸造影法
著者: 松崎松平
ページ範囲:P.650 - P.655
意義
消化管のうちでも十二指腸は,膵・胆道系に隣接し,機能面においても密接な関連を有している.したがって膵・胆道系の疾患のさい,その間接的影響が十二指腸にみとめられることが多い.一方,十二指腸の異常,すなわち十二指腸憩室,ファーター乳頭部の炎症,浮腫,線維化などによって生じた機能不全が,膵・胆道系の異常を招くことも知られてきている.しかしながら十二指腸は,胃との位置的関係,その早い蠕動運動などの理由から,微細なレントゲン像を得ることが比較的最近まで困難とされていたため,その病的意義に関しても,十二指腸潰瘍以外は関心を寄せられることが少なかった.
3.腸吸収機能検査法
著者: 朝倉均
ページ範囲:P.656 - P.661
食餌内容や量に問題なく,体重減少や下痢(ないものもある)を呈して消化吸収障害が想定される時,経口的に各種物質の負荷試験を行なって消化吸収状態を知る検査である.
しかし,糞便中の蛋白質・脂質・糖質などがすべて不消化非吸収性残存食物というわけでなく内因性のものもあり,またその化学的定量法の操作が煩雑であるために,いろいろの簡便法が考案されている.また経口負荷試験から得られる血中耐容曲線は,試験物質が小腸から吸収されて血流中に流入する速度を示すものであるが,他の因子(胃外排泄時間,腸運動,血中よりの除去速度,尿中排泄,腸内再排出)の関与を念頭において成績判定をしなければならない.
4.膵機能検査法
著者: 荻原洋三 , 信太秀夫
ページ範囲:P.661 - P.666
膵機能には外分泌機能と内分泌機能の2つがある.膵内分泌機能は,膵よりのインスリン,グルカゴンの分泌によって調節される糖代謝であり,その機能検査法の主なものは糖負荷試験である.膵疾患で糖の代謝異常を伴うことはしばしば経験され,膵機能検査法としで糖負荷試験は重要なものであるが,この点については別項で詳述されるので,本項では膵の外分泌機能検査法について述べる.膵外分泌とは膵管よりの膵液の分泌であり,その検査法としては,膵液の分泌状況,ならびに膵液分泌不全による消化吸収異常を知ることが要諦である.
5.肝機能検査法
著者: 鈴木宏 , 織田敏次
ページ範囲:P.667 - P.673
肝機能検査法にはすでに200種以上の方法が報告されている.このことは肝の機能が複雑なことを示すとともに,なお現在の肝機能検査法が不完全なことを物語るものでもあろう.とくに,ウイルス肝炎の特異的診断,脂肪肝との鑑別,胆汁うっ滞の鑑別診断,肝硬変症の確診などは今後の進歩に期待しなければならない.またなかには肝疾患に特異的でない検査法もあるので,その解釈には既往歴,現病歴,臨床所見をも十分に参酌した総合判断が必要である.
6.経皮経肝胆道造影法
著者: 大藤正雄
ページ範囲:P.674 - P.678
黄疸など肝障害があって普通の造影法によるX線診断が不可能の場合に,胆道病変を明瞭に造影し診断することを目的として経皮的胆道造影が行なわれる.この方法は細く長い針を使用して体表から直接に肝内胆管あるいは胆のうを穿刺し,造影剤を注入して造影するものである.なお腹腔鏡の観察下で穿刺するなどの特殊の場合をのぞいて,穿刺針が体壁から肝実質を経由して胆管あるいは胆のうに刺入されるので経皮経肝胆道造影法ともよばれる.
本法には1921年Bruckhardt, Müllerが行なった胆のうを穿刺する方式(胆のう穿刺法)と,1937年Huard, Do-Xuan-Hopが行なった胆内胆管を穿刺する方式(胆管穿刺法)とがあり,両者ともその後幾多の工夫・改善を経て今日に至っている.胆管穿刺法は,胆のう穿刺法と比較して,造影効果が胆のう萎縮,胆のう管閉塞,胆のう摘出など胆のう病変によって左右されず肝胆管などの上位胆管病変の際にも診断が可能であることなどの優れた診断的長所を有する.そのうえ胆管穿刺法は胆汁漏出,出血などの合併症も少ないことから現在では広く胆道外科の分野で応用されている方式であり,最近ではX線テレビの応用によりいっそう確実で安全な手技が可能となり,これまでのように外科手術を前提とすることなく内科的にも実施されるようになった.
7.胃細胞診と生検(胃洗浄を含む)
著者: 多賀須幸男 , 乾純和 , 渡部庸一
ページ範囲:P.679 - P.684
原理
細胞または組織を採取して,形態学的に診断しようとするものであることは,いうまでもないが,両者間には次のような差がある.
1)胃細胞診では悪性細胞の有無の診断にほとんど限定されるが,生検では胃炎・腺腫性ポリープなどの良性疾患の診断も可能である.
III.循環器系疾患の診断技術
1.心音図
著者: 坂本二哉
ページ範囲:P.685 - P.689
心音図は,臨床的にいえば聴診の客観化であり,その両者の関係は,しばしば楽譜と音楽との関係にたとえられる.オーケストラの演奏中は,いつ,どの楽器が,どのような音を発しているかをいちいち分析することは不可能であるが(とりとめのない聴診もこれに同じ),楽譜をみればその解決が可能である(心音図).また,心音図では正確な時相の決定や,短時間の現象を長時間に拡大して観察することもできる.これらはもちろん聴診では不可能なことである.
心音図は1894年,W. Einthovenにより始められたが,臨床的使用に耐えうる心音計は,第2次大戦における電子工学の発展により完成をみたものである.
2.負荷心電図とベクトル心電図—負荷心電図
著者: 戸嶋裕徳
ページ範囲:P.690 - P.694
原理
病歴からは狭心症が疑われるが,安静時心電図にはなんら異常所見を認めないときに,負荷を加えて心電図学的に虚血性変化が出現するかどうかを確かめるものである.負荷の方法としては低酸素負荷,薬物負荷および運動負荷などがあるが、一般には運動負荷試験が用いられている.
運動の方法としては,古くは膝屈伸や階段昇降,Treadmill, Cycleergometerなどが用いられる.後者は運動量を正確に量的に把握できることに利点があるが,設備にかなりの費用を要し,いっでもどこでもできるというわけにはゆかない.この点Masterによる二階段昇降試験はきわめて容易に実施でき,性・年齢・体量に応じて昇降回数も規定されているので,ある程度量的な評価も可能であり,日常の臨床では最も便利な方法である.
3.カルディオキモグラフィー
著者: 太田怜
ページ範囲:P.694 - P.697
キモグラフィーは,心臓や大血管の辺縁の動きを記録する方法である.かつては,循環器機能検査として,広く用いられた方法であるが,その後,心カテーテル法の発達により心血管内圧曲線の描記が可能になったこと,また脈波や心尖拍動波の描記が容易になったことなどから,今日ではキモグラフィーの実用性は,やや乏しいといわざるを得ない.ただし,心筋硬塞や動脈瘤のように,心臓や大血管の一部の動きだけが変化した場合,それを抽出するのには,やはり有力である.
4.心カテーテル法(含冠動脈撮影法)
著者: 片山文路
ページ範囲:P.698 - P.702
右心カテーテル法は,1941年,Cournandらにより初めて心疾患の診断技術として導入され,以来多くの研究者によって安全性のたかい左心カテーテル法,選択的血管造影法,色素希釈法,その他の技術が確立され,心臓外科の進歩とあいまって心疾患の手術適否を決定するのに必要欠くことのできないものとなっている.
5.心房ガス造影法
著者: 五十嵐正男 , 野辺地篤郎
ページ範囲:P.702 - P.705
原理
心臓陰影の大きい患者をみた場合,ことにその患者が心不全症状を示している時には,その大きい心臓陰影が心臓の肥大や拡張によるものか,それとも心嚢液貯留によるものか,判断がむずかしい場合がしばしばある.その鑑別法について,多くの方法が述べられているが,その中でも最も簡単でしかも信頼性の高いのが,この心房ガス造影法である.この方法は1950年代の前半に発表され,その後半に米国を中心にして普及されてきたものである.
患者を左側臥位に寝せておいて,炭酸ガス50-100mlを急速に肘静脈から注入すると,数秒後にはガスは右心房にたまり,気泡をつくる.そのさい胸部レントゲン写真をとると,炭酸ガスの気泡は右心房内腔の輪郭を示してくれる.この輪郭と心臓陰影の右第2弓の輪郭との間には、心房壁,心嚢および臓器側の胸膜があるが,それらの厚さは全部重ねても3mm以上にはならない.そこで右心房内腔,つまり気泡の輸郭と心臓陰影右第2弓との間の距離が5mm以上あれば,心嚢壁が肥厚しているか,それとも心嚢液が貯溜している可能性が強く,10mm以上あれば確実に心嚢液が貯溜していると診断できる.炭酸ガスは数十秒以内に血液に溶け,肺胞から呼気の中へ出てしまい,ガス栓塞を起こす危険はない.
6.一般静脈圧
著者: 白倉卓夫
ページ範囲:P.705 - P.707
心不全の診断は簡単なようでそうでない.特に症状がまだ現われない潜在性心不全の場合なおさらで,この場合,静脈圧測定はきわめて重要な指標となる.本法は日常診療上容易に行なえる検査法でおり,もっと繁用されてしかるべきである.本測定法には視診法,間接法および直接法の3つがあるが,視診法は器具がなくても簡単に静脈圧の程度を知るのに便利である.すなわち臥位にした被検者の上肢を徐々に挙上させて,手背や前腕の浅在静脈の萎縮が起こる高さを,胸骨を原点として目測する(Gärtner法)(図1).正確に測定するには直接法による.現在最も行なわれている法(Moritz-Tabora法変法)である.
7.中心静脈圧
著者: 白倉卓夫
ページ範囲:P.708 - P.710
末梢静脈で測定される静脈圧は,必ずしも右心房や大静脈の圧を正確に示すとはいえない.これを正確に知るためには,右心房に近い大静脈で測定される静脈圧すなわち中心静脈圧(C.V.P.)を測定する必要がある.現在C.V.P.測定は安全かつくり返し施行できるようになり,それによって刻々に変化する循環血行動態を知り,適正な輸血・輸液療法を行なうことが可能である.
8.直腸毛細管圧
著者: 井上十四郎 , 森容一郎
ページ範囲:P.711 - P.713
肝硬変症,バンチ症候群において門脈圧の上昇することは以前より知られており,Gilbertらはこれらの疾患に門脈高血圧症Portal Hypertensionということばを使用している.
門脈の上昇は門脈系から肝を経て全身静脈系に至る経過中に,その狭窄ないし閉塞をきたし,循環抵抗の増大する結果として現われる.したがって閉塞部位によって肝内性・肝外性門脈高血圧症に分類される.従来,臨床的に門脈高血圧症を知る方法としては,副側血行路の発達,すなわち腹壁静脈怒張,食道静脈瘤の出現,痔核ならびに腹水貯溜,脾腫などによりこれを推測していた.ところがMall(1892年)が動物で門脈圧をはじめて測定して以来,人での門脈圧は多くは外科医により開腹時に直接測定され,肝硬変症,門脈閉塞症でその上昇が観察されている.その正常値は60-200mmH2Oで,200mmH2O以上では門脈高血圧症と診断してよいといわれる.近年また,肝静脈カテーテルを肝静脈に閉塞させて測定する閉塞肝細静脈圧は,一部の門脈閉塞症をのぞき門脈圧に近似することから臨床的に広く応用されている.しかしいずれも患者の負担,手技の煩雑な点ですべての患者に施行することは困難であり,また特殊な設備を有するところ以外では測定が困難である.
9.プレチスモグラフィー
著者: 三島好雄
ページ範囲:P.713 - P.715
定容積容器に器官や体肢の一部を入れて,その容積変化を記録する方法をPlethysmographyとよび,末梢部の動脈波を脈拍に一致する容積変動として現わすことができる.Plethysmographyによる肢容積変化の記録は,1862年Bouissonが人の前腕以下を水を満たしたガラス瓶に入れて容積変化を描記しようとして以来,種々改良され,1905年になってBrodieが本法により器官の流血量を測定しうることを実証してから広く応用されるようになった.
その後,主として生理学の分野で,種々の測定方法や装置が考案されているが,これらのPlethysmogra-phyによる容積脈波描記は,検査時の条件を一定に保つことが困難で,一般の臨床検査として日常実施するには不適当であるため,近来電子工学を応用した容積脈波描記法が臨床検査として行なわれるようになった.すなわち,光電池や光電管に指趾先などの透過光や反射光を導いて,容積変化を吸光量の変化として電気的に描記する方法が考案され,これらはPhotoele-ctric plethysmographyとよばれている.これらの方法によって描記された容積脈波は,心拍出量・動脈血圧・静脈血圧・血管緊張度・末梢抵抗などによって変化し,末梢血行状態の一面を示すものであって,古くから心血管疾患の診断に用いられている.以下,自験例を中心にして末梢血行障害という面からのみ記載する.
10.脈波検査
著者: 吉村正治
ページ範囲:P.716 - P.718
圧脈波の記録法
脈波には圧波つまり圧脈波と,容積波すなわち容積脈波(プレチスモグラム)とがあるが,プレチスモグラムについては別項で解説されているので,ここでは主に圧脈波について述べる.
動脈管内圧の周期的変化を記録したものが圧脈波であるから,昔から動脈に針をさして,針と圧力計をつないで圧変化を記録する方法が行なわれてきた.一見,最も確実な圧波記録法のように思えるが,実はこの方法で描記された圧波は,きわめて不正確なものでしかない.その主な理由は次のようである1).
11.循環血液量
著者: 藤田達士
ページ範囲:P.718 - P.723
循環血液量測定の原理
循環血液量は血球成分(主として赤血球量R. C. V.)と血漿(P. V.)のうちの測定可能な部分の量であって,これは必ずしも血管系内の総容積を示すものではない.
測定法はLehmanとWeber(1853)やWelckerらによって直接法が報告されたが、臨床上は問題にならない.今日行なわれている希釈法はValentin(1838)が蒸留水を静注して希釈されたヘモグロビンを前後で比較することによってはじめられた.希釈法の原理はTracer(濃度Co)をv ml注入してin vlvoのmixingが完成した時の血液(または血漿)中のTracer濃度がCであるとき循環血液(血漿)量はV=vCo/Cで得られる.このさいのVをDilution Volume(D. V.)という.循環血液量はこのD. V. をFcell比で較正したものをいう.Fcell比とはR. C. V. とP. V. を別々に測定して求めたBody Hematocrit(Hcto)と末梢または動脈血より遠沈法などで求めた(Hctc)との比で
IV.呼吸器系疾患の診断技術
1.換気機能検査法
著者: 外村舜治
ページ範囲:P.725 - P.727
換気機能は呼吸機能検査のうちでも臨床的に最も必要度の高い検査である.従来よりこの検査はスパイログラフィーとして行なわれてきたが,最近では最大努力性呼気曲線(forced expiratory volume curve, FEV曲線)を呼出気量計で描き,これより換気障害を診断する方法が普及しつつあるので,この測定法を中心として述べることとする.
2.血液ガス分析法とその意義
著者: 山林一
ページ範囲:P.728 - P.730
血液ガス分析法には,数多くの方法が用いられているが,ここでは最も簡便でかつ今日一般にかなり普及してきた,電極法によるガス分析を中心として解説する.なお電極法の原理とその取り扱いについては紙数の関係で省略し,文献を参考にされたい.また血液ガスとしては,普通一般臨床検査のルーチンとして取り扱われている,O2,CO2酸塩基平衡とし,その指標として動脈血PO2,PCO2,pHについて述べることにする.
V.縦隔検査法—とくに縦隔の直接的検索
縦隔検査法—とくに縦隔の直接的検索
著者: 吉松博
ページ範囲:P.731 - P.738
縦隔には心・大血管,気管・気管支,食道などの重要な臓器を擁し(図1),これら臓器の病変に対する診断法・検査法の進歩はきわめて著しい.縦隔病変にはさらに縦隔腫瘍やリンパ節病変(慢性炎や癌転移などの)が加わり,それらの鑑別がより複雑となり,その診断は日常治療法選定上重要な問題である.
縦隔の病変に対して従来行なわれてきた検査法の主なものを整理してみると表1のとおりで,胸部X線写真の各種撮影法に加え,気管支造影,食道造影,大動・静脈造影などがあり,これらは比較的容易に行なわれてきたが,後縦隔の病変に対して縦胸静脈(図2),胸管造影(図3)などもさらに活用されるべきであろう.
VI.泌尿器系疾患の診断技術
1.腎機能検査
著者: 古川俊之
ページ範囲:P.739 - P.742
腎機能検査とは,下記の腎の諸機能を数量的に表示する検査をさし,機能を有するネフロン(functioningnephron)の量を間接的にあらわす.窒素平衡や電解質代謝の指標は明らかに腎の重要な生還作用に関係しているが,普通は狭義の腎機能検査に含めないことが多い.まず腎機能検査を分類すると次のような項目となろう.
2.左右別腎機能検査
著者: 小沢幸雄
ページ範囲:P.743 - P.744
この検査は1950年Whiteがラットで一側の腎動脈に部分的狭窄をつくり,狭窄腎が健側腎に比較して,水およびNaの再吸収が著しいことを観察したのに導かれた.ヒトで,腎血管性高血圧の初期には総腎機能検査に異常を示さず左右別に腎機能を調べ,始めてその異常を発見しうる.したがってこの検査は腎血管性高血圧の診断,外科的適応をきめる重要なものであり,種々の方法が提唱されたが1),そのうちよく使われる方法に,泌尿器科的なものとradioisotopeを使用するradioisotoperenogramがある.
3.腎細胞診と腎生検のしかた
著者: 木下康民 , 和田十次
ページ範囲:P.745 - P.754
A.腎生検
腎生倹は経過の途中において生きた腎切片を採取して検索することを可能にした.適当な間隔でくり返すこともできる.単に腎疾患の診断のみならず,治療方針の決定,予後判定にもきわめて有力な方法であるが,切片の大きさが限られており,その正確な読み取りは必ずしも容易でない.病理解剖の経験と認識を深め,また臨床所見と対比・総合することによって,はじめて腎疾患の解明が可能となる.腎生検法には手術による方法もあるが,現在一般に行なわれているのは1951年IversenとBrun1)の確立した経皮的腎生検法である.主にこの方法について述べる.
VII.血液・造血器系疾患の診断技術
1.骨髄穿刺(胸骨・腸骨・脊椎)
著者: 日野志郎
ページ範囲:P.755 - P.757
造血機能が残っているはずの骨髄へ穿刺針を刺し,これに接続した注射器で強い陰圧を加え,骨髄組織の一部を吸引する操作で,得られた液を塗抹標本にしたり小組織塊を組織標本にしたりして検査する.
2.出血性素因検査
著者: 山中学
ページ範囲:P.757 - P.760
出血性素因の原因は,(1)血管壁,(2)血小板,(3)血液凝固因子,(4)線維素溶解現象の異常である.日常診療にあたって,出血性素因を推定した場合,あるいは出血症状をみた場合に,まず行なわねばならぬ最小限の出血性素因検査とその意義は表1のとおりである.
VIII.中枢神経系疾患の診断技術
1.視野測定
著者: 松井瑞夫
ページ範囲:P.761 - P.763
視野とは,視線を固定したときに同時に視覚のおよぶ外界の場をいう(桑島).単眼視野において,視角30°も以内の視野を中心視野,これをこえる範囲の視野を周辺視野とよぶ.視野の測定を正確に行なうには,中心視野計=平面視野計campimeter,tangent screenあるいは周辺視野計perimeterが必要であるが,その慨略を知るには対面検査confrontation testが行なわれる.
視野の異常は,網膜から有線領皮質にいたる視覚路の経過中どこに障害がおきても出現し,また視野異常の形には,障害部位によってかなりの特果性があるので,中枢神経系疾患の部位診断にあたって,視野測定ほ重要な検査法となっている.
2.眼底検査
著者: 清水弘一
ページ範囲:P.764 - P.765
眼底検査を通じて,中枢神経疾患や全身性疾患の鑑別診断や程度の判断につき,貴重な情報が得られることが多い.詳細な検索は眼科専門医の手に任せてよいが,緊急時や眼科医の助けがただちに得られない場合にはみずから行なうべき手技としてよい.
3.腰椎穿刺
著者: 山下九三夫
ページ範囲:P.766 - P.767
腰椎穿刺上知っておくべき解剖的事項
1)Jacobyの線:Clista iliaca posteriorを結んだ線でL4またL4〜5を横切る.
2)深さは成人で5-6cm,小児で2-4cm.
4.知覚検査
著者: 本多虔夫
ページ範囲:P.769 - P.772
知覚は,科学技術の発達した今日でもなお物理的・化学的な方法によってはとらえにくい機能であるので,知覚検査は当然の結果として,いわゆる理学的検査が主である.
5.大槽穿刺法
著者: 吉岡真澄
ページ範囲:P.773 - P.773
大槽穿刺(後頭下穿刺)は,大槽(Cisterna magna)を後頭下部より穿刺して,くも膜下腔に達する1法であるが,延髄傷害の危険性のため特殊の場合のみ行なう.
6.脳波検査
著者: 後藤文男
ページ範囲:P.774 - P.779
脳波の発生機序については不明の点が多いけれども,脳波が脳の電気活動に基づくものであることはまちがいない.日常われわれが臨床に用いている脳波は,頭皮上に接着した電極により,脳の電気活動に由来する2点間の電位差を増幅器によって増幅記録したものである.
7.脳循環の測定法と解釈
著者: 田崎義昭
ページ範囲:P.779 - P.784
臨床的に脳循環が測定できるようになってからすでに25年の歳月が流れている.すなわちKety & SehmidtらがN2O法を発表したのは1945年であり,さらにこれを完成し,正常値とともに報告したのは1948年である.その後,脳全体の血流量を測定する方法は種々考案されたが,N2O法による研究が主体となり,全脳循環に関する知見は1960年までにほぼきわめつくされた感がある.一方1961年Lassenらにより開発された脳局所の循環測定法は,条日ではすさまじい勢いで進展しつつあるが,いまだ幾多の問題点をかかえている.そこでここには一般的な検査となりつつあるN2O法を主として解説し,さらに今後わが国にも普及するであろう局所脳循環測定法について簡単に紹介したいと思う.
IX.運動器系疾患の診断技術
1.筋力検査
著者: 平方義信
ページ範囲:P.785 - P.790
筋疾患,神経疾患の多くの場合に,筋力の低下,麻痺などが見られるが,その状態の把握にもちいられるのが筋力テストである.その測定の方法として種々のものが考案されたが,最も正確な評価方法は,筋の機能解剖に基づいた徒手的測定法であることが確認されている.原始的に見える検者の手で,種々の体位のもとに,抵抗を与えて1つ1つの筋を測定する方法が,機械を用いて測定する方法より正確であるということは,一見アナクロニズムにも見えるが,運動の各位相で力と方向を変化する筋の機能の複雑性が,徒手による測定法を最良のものとしているのである.
2.酵素診断
著者: 木下真男
ページ範囲:P.790 - P.791
筋疾患のさいに血清中の酵素活性が上昇することは1949年にアルドラーゼ活性の増加が認められたのが最初で,以後トランスアミナーゼ(GOT,GPT),乳酸脱水素酵素(LDH),クレアチンフォスフォキナーゼ(CPK)なども同様の傾向を示すことが発見された.なかでもCPKは特に筋疾患において敏感な上昇を示すことが知られており,全身のCPKの96%が筋中に存在しているため他の酵素に比して組織特異性が高い.筋疾患のさいになぜ血清CPKが上昇するかは確定した説明はないが,筋線維の膜の透過性の異常によって濾出するか,筋線維の破壊によって放出されるかのいずれかであろう.
3.筋電図
著者: 木下真男
ページ範囲:P.791 - P.792
適応
筋の収縮のさいには活動電位が出現するのは周知のとおりであるが,これを観察することによってしばしば診断の助けが得られる.特に筋の障害が神経原性(脊髄前角細胞の障害か末梢神経障害)のものか筋自体の病変(ミオパチー)かを区別するさいには有用である.この検査には表面電極と針電極の2種類の方法があり,表面電極では患者になんの苦痛もなく検査が行なえるが,個々の活動電位のこまかい観察は不可能である.この点,針電極では正確な観察が行なえるが,針を筋内に挿入するのであるから,ある程度の苦痛を患者にあたえることになる.両者を目的に応じて使い分けることが必要であろう.針電極を用いるならば皮膚のアルコール消毒と電極の十分な消毒が必要である.それ以外に特別の注意はいらないが,電気伝導のさまたげとなるようなものは皮膚から除いておくことは必要である.
普通の四肢筋では1つの脊髄前角細胞が数百から千数百本の筋線維を支配しており、この一組の神経と筋を1つの運動単位(motor unit,neuromuscular unit)と呼び,このunitの状態を調べることが普通筋電図の目的である.また、筋電図とは別に末梢神経の伝導速度その他の電気生理学的検査も現在では日常検査で筋電図とともに行なわれており,それらの診断価値も決して低くない.以下これらの検査の結果について簡単にまとめてみたい.
4.筋生検
著者: 木下真男
ページ範囲:P.793 - P.794
適応
筋障害の原因が神経原性か筋自体のミオパチーかを鑑別するには血清酵素検査,筋電図検査などが有用であることは周知のとおりであるが,これらの検査では多くの場合それ以上に疾患の診断に直接役立つような情報は得られない.それに対して筋生検による病理学的検査では単にミオパチーと神経原性疾患との区別のみならず,特殊な疾患を直接診断できる場合もある.生検の手技自体は比較的簡単であり特別な問題はないが,皮膚に切開創が残るのはやむをえないことであり,その点が患者の同意を得難いこともある.もちろんくり返して行なうのは特殊な場合に限られ,その点では筋電図検査の方がはるかに容易に行なえる利点がある.
5.関節鏡
著者: 永野柾巨
ページ範囲:P.794 - P.796
1920年高木が関節鏡Arthroscopeを考案発表以来その門下生,特に渡辺および協同研究者により臨床経験と器具の改良が重ねられ,現在は主として膝関節について渡辺の考案による21号関節鏡がルーチンに用いられている.ファイバースコープは実用には至っていない.膝以外の関節ではほとんど行なわれていない.
6.関節穿刺
著者: 永野柾巨
ページ範囲:P.796 - P.798
関節病変外傷の診断・治療上,重要な手技であるにもかかわらず,詳述されたものが少なく,また内科医はその実施を敬遠しがちであるが,むしろ血管内注射よりは容易であり,皮下筋肉内注射となんら異なるものでないことを強調したい.
X.内分泌系疾患の診断技術
1.機能検査一覧表
著者: 桐生恭好
ページ範囲:P.799 - P.809
最近,化学領域のめざましい進歩の恩恵をこうむり,内分泌学においては多くの血中・尿中のホルモンが直接に定量が可能となりつつある.とはいえ,とくに血中にごく微量に存在するホルモンの定量は簡単な操作ではなく,設備・人手,そして高価な試薬が必要であり,どこでも行なえるというものではなく,多くは大学や研究所の研究室でのみ行なわれているのが実状である,一方,内分泌学においては先人により各種の内分泌機能検査法が創案されていて,実際にホルモンを定量しないでも,その内分泌腺の機能状態を把握する努力がなされてきた.また古典的な内分泌学は視診を重視した学問で,内分泌系疾患のいくつかは,一瞥しただけで診断がくだせることも事実である.
近代内分泌学においてはこの3つ,すなわち理学的診察,機能検査,およびホルモンの定量をうまく組み合わせて診断をくだすのである.
2.不妊の検査法(男・女)
著者: 松田正二 , 清水哲也
ページ範囲:P.810 - P.812
これまでの不妊症に対する診療は,まず女性に対して検査を行ない,女牲側に原因がないことが明らかになってから,はじめて男性因子の検査を開始することが多かったが,最近のように不妊因子の40-50%が男性側といった考え方が出はじめると精液検査が一番あとまわしといった検査方式は早急にあらためなければならない.
3.血中ホルモンの定量
著者: 熊原雄一
ページ範囲:P.812 - P.816
血中ホルモンの正確な定量はその代謝回転が非常に早いものが多く,かつ低濃度であるためごく最近までは,もっぱら研究的なものに限られ実地診療に用いられるものは稀といってもよい状態にあった.しかし最近,種々の新しい原理に基づく測定法―competitiveprotein binding analysis,radioimmunoassay,thinlayer chromatography,gas chromatographyなど―の開発によって,血中ホルモン測定もわれわれ臨床医の射程距離内にはいり,ホルモンとその臨床をめぐる知見は面目を一新したということができる.もちろん現在知られているすべてのホルモンの血中動態を知りうるまでには至っていないが,その可能性の達成はそんなに遠い将来とは思われず,この方面の進歩は急速に押しすすめられている.血中物質濃度比較を表1に示す.
これらの測定法の進歩のうち,理論的にユニークで手技的に実地診療と関連ぶかいのは,競合結合の原理に基づく分析法,すなわちcompetitive protein binding analysisで,結合蛋白に抗体を用いるさいをradioimmunoassay(放射免疫測定法)とよび,両者を併わせradiostereoassayともいっている.この理論はある物質が特殊の蛋白と特異的に結合することを利用して,微量の物質を測定するもので,たとえば,血中サイロキシン(T4)測定の場合は(図),131I(あるいは125I)標識T4が標識されていないT4と競合しながら血漿中のT4結合蛋白(TBG)と結合することを利用する.実際には検体血漿から抽出したT4に,あらかじめ131I-T4を加えた血清(TBGを含む)を加え,incubationの後,TBGと結合したT4と結合しない遊離のT4を分け,その割合を放射活性で知り,未知検体のT4量を測定する.
XI.代謝系疾患の診断技術
1.先天性代謝異常症のスクリーニングテスト
著者: 大浦敏明 , 一色玄
ページ範囲:P.817 - P.821
先天性代謝異常症のスクリーニングテストの究極的な目的は,早期発見・早期治療によって,その発症を予防することにある.このためには,すでに外見的に異常を呈しているもののみならず,外見的には異常を認めない多数の乳幼児についての集団検査が必要である.したがって,その検査は,一時に多量の検体を処理しうる簡便な検査が必要であり,しかも治療もしくは予防可能なものが優先されることになる.われわれは,Berryらの呈色反応を主体としたもの,GuthrieらのInhibition assay,尿・血液の一次元濾紙クロマトグラフィーなどを組み合わせて種々の代謝異常症のスクリーニングを行なっている.
もとよりこれらの方法は,多岐にわたるこの種疾患の一部のものに対するきわめて荒いふるい分けであって,その結果のみでは先天性代謝異常症の有無を結論づけられないものが多い.またこれらは主として定性反応であって,術者の主観や習熟によって大きく影響されるものである.もし,これらの検査結果が陽性に出れば,さらに2次スクリーニングによって確定診断に到達する必要がある.また脂質代謝異常症に対しては適切なスクリーニング法がなく,もっぱら臨床所見に依存している現状である.
2.ブドウ糖負荷試験のやり方と判定
著者: 池田義雄
ページ範囲:P.822 - P.824
いわゆる糖質負荷試験の目的は,インスリンの分泌低下およびインスリン作用の不足によってもたらされる糖代謝の異常を見出すのが主たる目的であり,糖尿病の診断に欠かせない検査の一つである.
ブドウ糖負荷試験は,経口的に投与されたブドウ糖が胃腸管から吸収され生体内でいかに利用されるものかを,末梢でのブドウ糖濃度を調べることによって知ろうというものである.しかし生体内でのブドウ糖利用機構と血糖曲線の成り立ちの関係はきわめて複雑であり,多くの因子が関与していることを銘記すべきである.図1はブドウ糖負荷試験の原理を血糖曲線の成り立ちからみたものである.
XII.アレルギー系疾患の診断技術
1.スクラッチテストと皮内テスト
著者: 杉田和春
ページ範囲:P.825 - P.827
皮膚をスクラッチ(掻破)して,そこにアレルゲンエキスを滴加するか,またはアレルゲンエキスを皮内に注射して,レアギン(皮膚感作抗体)と反応させ,アレルギー疾患の原因となるアレルゲンを発見する方法である.
2.血液を用いる方法
著者: 河合忠
ページ範囲:P.827 - P.828
アレルギー組織反応には循環抗体が関与する場合と細胞抗体が関与する場合とがあり,後者として遅延型過敏反応(delayed hyper-sensitivity)があげられる.他の多くのアレルギー反応は主として血清中の循環抗体が関与して生ずる.したがって,検査方法は上記の2種の抗体について別個のものが考えられている.
XIII.性染色質・ドラムスチック・染色体検査法
性染色質・ドラムスチック・染色体検査法
著者: 田村昭蔵
ページ範囲:P.829 - P.837
細胞遺伝学的研究の嚆矢となったのは1949年Barrらの性染色質の発見であり,臨床的にはMoore, Graharn & Barrらによりはじめてヒト皮膚組織を用いて半陰陽患者のgenetic sexの決定に応用された.ついで1954年にはDavidson & Smithにより性差の指標としてのDrumstickの有用性が指摘された.1956年Tjio & Levanは人類の染色体が2n=46であることを報告し,たちまち多数の賛同を得るに至り,ここに人類染色体研究史上の長い論争に終止符が打たれた.まもなくLejeuneら(1959年)によりDown症候群における常染色体の過剰が明らかとなり,その後踵を接して種々な染色体異常疾患が報告され,ここに人類細胞遺伝学は新たな第一歩を踏み出すに至った.その後,染色体検査法の発達,なかんずく末梢血培養法の応用により,染色体研究は材料入手上の制約から解放され,急速に臨床医学領域に普及し,今日のごとき臨床細胞遺伝学の隆盛をもたらすに至った.
XIV.内視鏡による診断技術
1.気管支鏡
著者: 滝野賢一
ページ範囲:P.839 - P.841
気管支鏡検査は従来,異物を主な対象として耳鼻咽喉科医により実施されてきたが,近年では胸部疾患のほとんどすべてに対し,関係各科医が活発にこの検査を行なうようになっている.ことに最近では検査時,その所見を写真や映画に鮮明に記録し,それを客観的資料として診断・治療に活用するようになっているので,日常臨床におけるこの検査の価値はいちだんとたかめられ,またその適応も拡大されている.
2.胃鏡(胃カメラ・ファイバースコープ)
著者: 崎田隆夫
ページ範囲:P.842 - P.843
胃カメラは管の尖端にレンズ,カラーフィルム,フラッシュが組みこまれ,これを胃内に入れて,外部よりの操作で数十枚の胃内写真をうつし,それを読影して診断する器械である.ファイバースコープは激小なグラスファイバーを束ねた柔かい管で光の全反射を利用し,管が屈曲しても外部から胃内を観察できる器械である.これは最近では生検や細胞診のできる器械となっている.胃カメラとファイバースコープを組み合わせたものがファイバースコープ付胃カメラ(GTF)である.
胃カメラには標準型V型,尖端の大きく屈曲するVA型,細くて柔かい集検用P型などがあるが,近く,細くて柔かく尖端の大きく屈曲するPA型が完成し,それに統一される予定である.胃カメラの特長はよいカラー写真が数分でとれ,被検者の苦痛が軽微であるという点にあり,数多く行なわなければならない第1次検査に最も適している.これはいわゆる盲目的に行なう欠点の反面,再内をくまなく撮影するという利点があり,その意味でも,第1次検査に適している.しかし,ファイバーが組みこまれ,しかも現在の太さ柔かさのものが遠からず完成され,第1次検査用内視鏡として統一されるであろう.
3.十二指腸鏡
著者: 大坪雄三
ページ範囲:P.844 - P.846
十二指腸鏡による十二指腸診断法は,いまだ発展途上にあって,確立されている方法ではない.しかし,この進歩のテンポには目ざましいものがあり,従来達しえなかった,球部から十二指腸,乳頭周辺,さらには膵・胆管や膵などの病変が,確実に診断されるようになりつつあり,今後,有力な診断法としての期待が大きいところである.
このような意味から,現在試みられている十二指腸鏡検査法とは,いったい,どのようなものかについて,その概略を述べ参考に供するしだいである.
4.腹腔鏡
著者: 岩村健一郎
ページ範囲:P.847 - P.848
腹腔鏡検査法は1902年Kellingが膀胱鏡を用いて犬の腹腔内臓器の観察を試みたことにはじまる.1910年Jacobeusによって臨床的にとりあげられて以来,Kalk,HenningおよびCaroliらによる主として肝疾患の診断への適用,器具の改良と相まって,今日,腹腔内臓器病変の診断にかなり広く用いられている.
5.直腸鏡
著者: 長洲光太郎
ページ範囲:P.849 - P.851
準備
大腸が空虚であることが最もたいせつである.前日ヒマシ油20-30g投与,その日のうちに排便させる.試験当日は少量の食事をしてもよいが,検査1時間前に浣腸排便させる.大量の液で洗腸するのは逆効果になる.数日前からフェスタールなどを連用させ宿便がないようにするほうがよい.直前に排尿させる.
XV.アイソトープ診断技術
1.機能検査
著者: 木下文雄 , 中沢武雄
ページ範囲:P.853 - P.861
甲状腺
甲状腺 131I摂取率
原 理 放射性沃素(131I)を経口的に患者に投与すると,消化管より吸収され,血液中より甲状腺に摂取され,甲状腺ホルモンに合成される.この摂取される割合は,甲状腺機能亢進症に高く,甲状腺機能低下症に低く,また亜急性甲状腺炎では著しく低く,正常者では亢進症と低下症の中間である.したがって131Iを経口投与24時間後に甲状腺に摂取された割合を計測すると甲状腺疾患の診断に資しうる.
2.シンチグラム
著者: 木下文雄 , 中沢武雄
ページ範囲:P.862 - P.869
患者にγ線を放出するRadioisotope(RI)を投与した後に,シンチグラム装置を用い,患者体内に投与したRIの分布を体外より検出し,記録したものをシンチグラムという.
シンチグラム装置は大別すると,限られた範囲からの放射線のみを検出しうるように遮蔽された検出器を患者の目的とする体表部分を走査し,これと同期的に動く表示装置に記録するシンチスキャナと,大きなクリスタルとコリメータを利用し,一定時間検出器を体表上に固定し,ブラウン管などに記録する固定型のシンチカメラ装置などとがある.
3.radioimmunoassay—放射免疫測定法
著者: 入江実
ページ範囲:P.869 - P.872
体液中に存在する物質の測定法にはいくつかの方法がある.たとえばその物質の有する化学的特性を利用して測定を行なう化学的測定法,あるいはその物質の有する生物学的効果を利用して測定を行なう生物学的測定法とよばれるものがある.このうち後者は薬理学などの領域でひろく用いられ,ここでいう生物学的効果というのは,たとえばインスリンを動物に注射すると,その動物の血糖値が下がるというような現象である.
多くの物質の定量がこのような方法でなされ,医学に多大の貢献をなしてきた.ところが,体液中にごく微量に存在するホルモンのような物質の場合には,これらの方法による測定法では困難をきわめた.特に下垂体前葉ホルモンや,インスリン,グルカゴン,副甲状腺ホルモンといったような蛋白性ホルモンの場合には,化学的には蛋白質,あるいはポリペプタイドであるために,体液中に大量に存在する蛋白質のなかから,ごく微量の特定の蛋白性ホルモンをとり出して測定することはきわめてむずかしい.かりに血清の蛋白濃度を7g/dl=70mg/mlとすると大低の蛋白性ホルモンの血中濃度は1mμg/ml前後とされているから,70,000,000mμgのなかの1mμgを検出しなければならないわけである.各蛋白質によって分子量が異なるから正確ではないが,7千万人の中から1人だけ選び出すような技術,すなわち高度の感度が必要とされる.一方,生物学的測定法にも多くの問題点があった.多くの場合,検体は血清,尿などそのものであるか,あるいはそれらの粗抽出物であり,実際にホルモンのみを動物に注射したり,試験管内(in vitro)での反応性をみるために添加する場合とは条件が異なっている.
XVI.脈管造影法
1.心血管造影法
著者: 宮原光夫 , 菊入剛 , 中川欽也
ページ範囲:P.873 - P.875
心血管造影法の有用性については,いまさら述べるまでもないが,近年,造影剤の進歩,X線テレビ,高速度撮影法などの普及により,その応用は容易となっている.以下に,その方法,手技,診断的適応ならびに注意事項について簡単に述べる.
2.肝血管造影法
著者: 中村省三
ページ範囲:P.876 - P.878
肝静脈造影
適応と禁忌 肝静脈内にカテーテルを挿入しなければならないので,手技がやや面倒であるが,肝硬変症では血管の変化は肝静脈において最も著明であるので,肝硬変症の有無および程度を知るのに,血管造影法中最もすぐれている.また同時に閉塞肝静脈圧を測定でき,次に述べる閉塞肝静脈造影で門脈も造影できる利点がある.本法は肝腫瘍の診断にも有用である.通常肝静脈造影は右肝静脈枝について行なわれるので,この領域に腫瘍がなければ発見できないが,造影した肝静脈枝の領域に腫瘍があればこれをしばしばとらえることができる.
禁忌となるものはヨウ素過敏症,進行した腎不全,心不全などである.経脾門脈造影と違って出血傾向があっても禁忌とはならない.
5.副腎血管造影法
著者: 中村宏
ページ範囲:P.886 - P.888
副腎血管造影法には,副腎動脈造影法と副腎静脈造影法との2種類がある.
副腎血管造影法の価値は,腎血管造影法とは逆に,副腎動脈造影法よりも,副腎静脈造影法のほうが診断的価値が高い.
6.脳血管造影法
著者: 金谷春之 , 奥寺利男
ページ範囲:P.889 - P.895
脳血管写は1927年Monizにより初めて行なわれたが,その後X線装置,造影剤の発達による著しい安全性の向上と解読精度の進歩により,最近では神経系疾患の診断に欠くべからざるものとなった.主して読影の要点について述べる.
7.四肢血管造影法
著者: 阪口周吉
ページ範囲:P.896 - P.902
A.動脈造影
適応
動脈の走向,形態異常,閉塞部位,副血行の発達などを知るために,すべての末梢動脈疾患に行なわれる.しかしただ漫然とではなく,すべてはっきりした意図をもって行なうべきものである.
8.リンパ系造影法
著者: 入野昭三
ページ範囲:P.902 - P.908
リンパ系造影法Lymphographyは,リンパ管に造影剤を注入することによって,リンパ管およびリンパ節をX線的に撮影する方法であり,Kinmonth(1952)の色素注入によるリンパ管染出の成功と,直接リンパ管内造影剤注入法の確立,およびすぐれた油性造影剤の登場と相まって,ここ数年来その臨床応用が急速に広がり,手技の簡便さと相まって近年routineの一般検査法となって来ている.
XVII.超音波診断法
超音波診断法
著者: 和賀井敏夫
ページ範囲:P.909 - P.915
超音波診断法というのは,超音波の計測的応用の医学的応用であり,現在では超音波による生体構造の映像化がその中心となっている.実際の応用面をみると,頭蓋内出血,脳腫瘍などの頭蓋内疾患,眼球内異物や眼軸長測定など眼科領域,耳下腺,上顎洞腫瘍など耳鼻科領域,甲状腺疾患,乳腺腫瘍,肺縦隔腫瘍,心臓大血管,肝胆道疾患,膵腫瘍,腎腫瘍,後腹膜腫瘍,子宮卵巣腫瘍,産科領域,骨腫瘍など各種疾患,各科領域にわたって広く研究が進められ,臨床応用の面でも種々の特徴とともに普及するようになってきた.
治療篇
XIV.腹膜および血液透析
著者: 杉野信博 , 高橋進 , 川村敏 , 本田尚文 , 竹田洋
ページ範囲:P.1003 - P.1006
今日臨床的に腎不全の対策として人工透析vivodialysisが行なわれているが,その代表的なものが腹膜を用いて透析を行なうものperitoneal dialysis,cellophane膜を用いるものhemodialysisの2つである.前者は特殊な器具も不要で小さな医療機関でも実施可能な治療法で,とくに急性腎不全に対してはすこぶる有効かつ便利な透折法である後者は通常「人工腎臓」と呼ばれているが,一種の濾過装置であり,腎臓のような濾過,分泌,再吸収を営むものとはほど遠く,「血液透析器」と呼ぶべきものであろう.
XV.アイソトープ治療の実際と施行時の注意
著者: 橋本省三
ページ範囲:P.1007 - P.1012
甲状腺機能亢進症の131I療法
原理 甲状腺には身体各部に比較して,選択的に高濃度にヨードが蓄積される.過去の経験で外部照射においては,甲状腺組織はそれほど目立った放射線感受性があるとは考えられていなかったが,小児・若年者の甲状腺,亢進症を示す場合には,その放射線感受性はかなり高いものという事実が知られてきている.したがって131Iのようなγ線,β線を放射する物質を内服により投与すれば,ほとんど甲状腺にのみ集積して,内部照射を行なう.ラジオートグラムによれば,131Iは濾胞内コロイドに存在し,濾胞細胞を主としてβ線により照射していることがわかる.外部照射にみられる皮膚,気道,食道に対する照射の影響は考えないでよいので,すぐれた治療法である.meta-bolized radiotherapyと称されるものの代表的な放射線治療である.またRadiothyroide Ktomieともいわれるゆえんでもある.
甲状腺機能亢進症の治療としては,抗甲状腺剤と手術療法があり,これらとくらべて,131I療法は実施上の注意を守れば,効果は外科手術の成績に匹敵し,再発なども少なく,確実なものといえる.術創を残すこともなく,患者の負担も軽い.欠点として,放射性物質の使用,一過性ではあるが血流による全身照射であること,照射によるaftereffectとしての甲状腺自体への影響,血液,発癌,遺伝的影響についてまだ未解決のものがあり,まったく安全な治療法として確立していないことをあげなければならない.
XII.輸血
1.輸血の適応と輸血量
著者: 安藤清平
ページ範囲:P.977 - P.981
輸血は「血液を血管内に注入する治療法」であって,一見ブドウ糖液やリンゲル液などの輸液と変わりがないようにみえる.しかし,血液はブドウ糖液などと異なり生きものである.すなわち輸血は単なる薬剤の静脈内注射ではなく,臓器移植と類似の治療法である.したがって輸血は慎重な注意のもとに行なわなければ,益よりも害のほうが大になることを銘記しなければならない.
2.特殊な輸血
著者: 安藤清平
ページ範囲:P.981 - P.988
交換輸血(Exchange transfusion)
瀉血と輸血を同時に行なう方法であって,血中の毒物の除去を目的とするもので,新生児溶血性疾患や尿毒症などの治療に用いられる方法であるが,主として新生児溶血性疾患の治療に用いられているので,本症の治療としての交換輸血に限定して述べる.
3.輸血の副作用とその対策
著者: 安藤清平
ページ範囲:P.988 - P.993
溶血性副作用
原因 輸血により赤血球の破壊が起こるものを溶血性副作用という.原因は①血液型不適合輸血,②細菌汚染血の輸血であるが,溶血している血液の輸血でも同様の副作用が起こる.ここでは血液型不適合輸血について述べる.
XIII.輸液
1.注入液の選択と計画
著者: 日野原重明
ページ範囲:P.995 - P.999
体液の失調はいろいろの病気のさいに生じるが,それに対して適切な輸液がなされることにより多くの命が救われ,病気の同復も早くなるのである.注入液の選択を誤った場合には,患者の状態はかえって悪化し,または死亡したりする.以下どのような病態に対して注入液をいかに選択し,これを与えるかについて概説
的に述べる.
2.小児の輸液療法
著者: 佐藤仁 , 藤田昌宏
ページ範囲:P.999 - P.1001
戦後の乳幼児死亡率の低下は主として抗生物質療法と輸液療法によるところが大きい.体液の出納がさかんで,体重に比べて体水分量が大きいにもかかわらず,休液調節機構が未熟な小児は体液の異常をきたしやすい.したがって,その異常を調整するための輸液療法は小児科医にとって重要な治療技術である.ここでは筆者らが常用しているソリタT液(表1)を中心として小児の輸液療法について簡単に解説する.
Current Abstract
術後感染の原因—American College of Physicians April 25, 1968
ページ範囲:P.636 - P.636
手術後の期間に感染にかかることが多いことはよく知られているが,これは,患者の体内で蛋白質とDNAを合成する能力が,低下するからかもしれない.すなわち,外科的ストレスに反応して放出せられた副腎皮質ホルモンが蛋白質とDNAの合成を抑制し,けっきょくは,感染を防ぐリンパ球の生産を低下させるという順序かも知れない.
湿疹患者の種痘—Pediatrics, Dec. 1968
ページ範囲:P.641 - P.641
湿疹患者にルーチンの種痘をすることは,牛痘湿疹をおこす怖れがあるとされ,従来から禁忌とされてきたところである.今回,Kempeとその同僚は,牛痘の新しい弱毒株をもちいて,湿疹その他の皮膚病をもつ患者1009名に種痘を行なった.種痘は,皮膚多圧迫法または皮下注射法のいずれかで行なわれた.局所反応と全身反応および体温の最高上昇は,正常な個人に標準的牛痘ワクチンを接種した場合のそれとくらべて,相当に弱化していた.
こんにちまで検査した患者は,全員において,血清転換反応seroconversionが認められた.3カ月から6カ月後に牛痘の標準株で再種痘をしたが,反応に著明な修正が生じた.全身的な反応も,発熱反応も,まったく生じなかったのである.
ジギトキシン療法のコツ—G.P., Nov., 1969
ページ範囲:P.643 - P.643
臨床家が個々の症例について,そのジギトキシン最適量を決めようとするばあい,現在利用しうる方法としては,ジギトキシンの血液濃度を左右する諸因子についての知識があるだけである.そのうちでも最も大切な因子,それは腎機能のいかんである.
ジギトキシンは代謝中,化学的変化をほとんど受けずに、腎臓によって体外へ排泄される.ジギトキシン・クリアランスとクレアチニン・クレアランスは,直接相関関係にあることがわかっているので,患者の腎機能が低下していれば,それだけジギトキシンの必要量は減少するりくつである.血液尿素窒素(BUN)の濃度が相当増加するまえ,すでに腎機能が半分以下に低下している,といったこともありうるのである.これは,記憶に値する事実である.
低血糖症—Annals of sugery, May, 1969
ページ範囲:P.644 - P.644
Williamsらは,低血糖症の原因を総説しているが,そのさいとくに島細胞腫瘍islet cell tumorに注目すべきことを強調している.低血糖症は,隆能的疾患から生じることもあれば,器質的疾患から起きることもある.器質的原因の1つに,インスリン分泌の増加がある.たとえば,インスリノーマや島細胞ガン,まれに線維肉腫その他の腫瘍のばあいが,それである.低血糖症はまた,ブドウ糖の供給が不十分でも生じる.たとえば,飢餓あるいはブドウ糖の利用過剰のばあいがそれである.各種の肝疾患でもまた異常に低い血糖値が生ずることがある.ホルモン欠乏症,たとえばアジソン病や甲状腺機能低下症のばあいにも低血糖が起きうるのである.インスリンを過剰投与しても生じるが,またスリフォニル尿素を投与しても生じる.
低血糖のために,神経学的または精神病学的な状態そっくりな症状が起きかねない.診断がつくまでには,症状の発現後数カ月または数カ年かかることもある.綿密な検査をすれば,器質的な低血糖と機能的なそれとは区別できるものである.空腹状態を遷延させる方法,トルブタマイド静注法,血漿インスリン免疫検定法などは,最もすぐれた診断方法である.トルブタマイド法は,血清インスリン値の同時測定法と組みにすれば,島細胞腫瘍にきわめて特異的な検査法といえる.空腹状態の遷延のばあいには,血清インスリン値の測定が有用である.というのは,島細胞腫瘍以外の病変のばあいには,測定可能な血清インスリンはほとんどないはずだからである.腫瘍の位置をつきとめるには,血管造影法が有用である.器質的な低血糖症と判明すれば,手術を行なう.たいていのばあい膵臓の良性島細胞腫である.
子宮ガンの発見と患者教育—Cancer, Dec, 1968
ページ範囲:P.655 - P.655
多年にわたって女性は,腔の細胞診を含む"ガンの検診"を毎年うけるよう指導されてきた.大部分の女性はじじつ,ときどき検診をうけてはいるが,その指導に納得して毎年検診をうけている女性は,比較的少数である.これは,実際的問題なのであるが,じつは治療上,重大な意義をもっているのである.
Hammonとその同僚は,つぎのことを示している.ときどき(数年おきに)検査するだけでも,異常な出血または腟分泌液の病歴のない女性,および,塗抹標本の成績がクラス1または2以上でない女性の,子宮ガンの危険率を下げるその効果は,じつに大きい.こういった状況下では,ガンの生じる危険率は,ひじょうに小である.しかしながら,病歴に出血またはオリモノのある女性は,1年に1回検査をうけないと,子宮ガンにかかる危険率は相当高いのである.検査を頻回うけるべき必要性は,塗抹標本の成績がクラス3またはそれ以上(そのときはまだガンは実証されていないものとする)の女性では,はるかに高い.こういった危険率の高いグループの女性に,この点を周知させれば,規則的に検診をうけるよう説得することは,おそらくむずかしくはないのではないか.
運動は血管病を減少させる—Federation of American Societies for Experimental Biology Atrantic city, April 17, 1968
ページ範囲:P.666 - P.666
18歳から35歳までの29名の人びとに激しい運動を負荷するテストを行なったところ,身体的な条件づけが改善されるにつれて,血液の凝固時間がだんだんと延長することが判明した."血栓症,血栓塞栓症および動脈硬化症は,高度の不具や数多い早期死亡の原因なのであるから,恒常性維持のメカニズムと規則正しい身体的運動との間にある種の関係が存在しているというこの証拠は,高度に運動不足な現代社会に住むわれわれにとっては,相当意味のあることかもしれない.
動脈硬化血管の拡張術—AMA clinical Convention Miami Beach, Dec.2, 1968
ページ範囲:P.672 - P.672
下肢の動脈に高度の動脈硬化があるばあい,往々にして,下肢切断術の実施に踏み切らなければならないことがあったが,閉塞血管を開通させる新技法をもちいれば,多くのばあい,切断術は不要のようである.カテーテルで動脈を拡張する方法をもちいて,大腿膝窩動脈の単純狭窄症の患者175名を治療したところ,その約80%を改善させることができた.
大腸と直腸のガンを早期に診断するための血液検査—American Cancer Society, Science Writers Seminar, New Orleans, April 1, 1968
ページ範囲:P.673 - P.673
肝炎の抗原—Lancet, May 31, 1969
ページ範囲:P.678 - P.678
GockeとKaveyは,血清肝炎の患者と伝染性肝炎の患者の80%に,特異な抗原を発見した.免疫拡散法をもちいて肝炎の抗原を発見したのであるが,そのさい彼らは,頻回の輸血を必要とした患者の血清を使用したのである.患者が肝炎にくりかえしバクロされていたとすると,患者の血清には,肝炎ビールスまたはその産物に対する抗体が存在していると考えてよかろう.
血清肝炎も伝染性肝炎もビールス肝炎であるが,この両型に対する抗原が発見されたのである.しかも,この抗原の存在は,病気の経過と密接に関連していた.肝障害の臨床的証拠が最大限に到達するまえに,すでに抗原の力価はピークに達し,病気が消退する以前に抗原は姿を消していたのである.またこの抗原は,ある血液供給者の血清に発見された.そしてこれらの供給者から血液をもらった人びとに典型的なビールス肝炎が発展してゆくさまが,記録されたのであった.この観察は,輸血肝炎を予防するうえに相当重要性をもっているといえよう.
女子は養いがたし—American College of Physicians Chicago, APril 24, 1968
ページ範囲:P.683 - P.683
性染色体上のある遺伝子に由来する血液因子は,あの種の女性をして女性胎児にたいしてアレルギー状態とし,流産をおこさせるかもしれないという.陰性Xgaの血液型をもつ女性が,父に由来する陽性のXga因子をもつ娘を孕むと,彼女はその胎児と不適合になることがあるというわけである.
女子より男子が多く生まれる理由の1つは,あんがい,こういったことにあるのかも.
破傷風に対する緊急注射は廃止せよ—American Academy of Pediatrics, Boston, April 24, 1968
ページ範囲:P.684 - P.684
ルーチンならびに緊急用の免疫法をうけていた患児143名について,その破傷風の抗体価をしらべたところ,4回またはそれ以上の注射をうけたあとの免疫期間は,(最後の注射をうけてから)12年以上もあることが判明した.で,過去においてうけたルーチンの免疫法スケジュールが信頼するに足るものであれば,兵営,学校,大学への入営または入学の許可条件の1つに,とくに破傷風の抗体価を高めるため追加予防注射をしたり,あるいは緊急用に注射をしたりすることは,トキソイド反応を最小限に食い止めるためにも,放棄すべきである.
X線の診断と性腺の露出—American Joerrnal of Public Health, Dec. 1968
ページ範囲:P.697 - P.697
1964年に公衆衛生局が集めたデータをもちいて,Brownとその同僚らは,アメリカ合衆国の住民がX線診断のためにうけた遺伝的に有意な量について報告した.1964年度のX線診断に由来する遺伝的に有意な全量は,年間1人あたり55ミリラドであった.これにくらべて,自然の背景からくる放射線に由来する量は,年間1人あたりほぼ120ミリラドと概算された.
診断にもちいられるX線に由来する全量のうち,その82%は,男子の身体検査に由来していた.X線写真法によるものは,その全量の最大%(約96%)を占めていたが,これに対して透視によるものはわずか4%,間接撮影のそれに至っては1%以下であった.歯科的検査に由来するものは,無視しうる程度にすぎなかった.
マリワナを使用すると精神病になるか—Journal of Pediatrics, Feb. 1969
ページ範囲:P.723 - P.723
Milmanは,人格の不安定な青年がマリワナをのむと,ときに急性の精神病をひきおこし,慢性の精神病の一因となるかもしれないと,信じている.マリワナはまた,青年の生活様式を分裂させるが,ヤクをいくつも併用することとも関連している.
提出せられたデータは,患者11名に関するものである.ヤクの使用前に精神病学的に研究せられたのは,そのうちの7名で,ヤク使用後には全員の11名が綿密に研究された.ヤク使用前に研究せられたグループでは,その全員が人格的な欠陥ありと診断された.ヤクの使用後,7名のうち6名が慢性の精神分裂病となった.前もって診察しなかったグループでは,患者4名中3名が,慢性精神分裂病という診断であった,この残りの患者1名は,人格的な欠陥をもっていた.両グループの臨床的特徴は類似していたが,彼らがけっきょく到達した精神病において,ヤクがはたしてどこまで原因的な役割をしているかは,おのずから問題が別であった,若い壮年期の1人をのぞくと,全患者の年齢は,思春期の中期か後期であった.しかも,全員が中流階級か上流階級の出身であった.
ビタミンD欠乏症の新しい治療法—Federation of American Society for experimental Biology Atrantic city, APril17, 1968
ページ範囲:P.729 - P.729
これまで治すことができないとされていたビタミンD欠乏症の新しい療法が,ビタミンD3の活性型―人体が使用する形のビタミンDである―の化学的合成に成功したおかげで,可能となった.ビタミンD欠乏症にかかっている人の大部分は,ビタミンDの正常型を,活性型に変えることができない.こんにちではビタミンDの活性型たる25-hydroxycholecalciferolすなわち略して25-HCCは,大量に合成することが可能である.
皮膚ガンを乳剤で治す—97%の成功率を収める—American Cancer Society, Science Writers Seminar New Orleans, March 31, 1968
ページ範囲:P.730 - P.730
5-フルオロウラシルの5-20%溶液を含む乳剤を皮膚の悪性新生物の局所にもちいたところ,患者94名のうち91%名は,その新生物を除くことができた."われわれの行なったこの研究にもとづいて,われわれは,5-フルオロウラシルを少なくとも6週間局所にもちいる方法は,皮膚の悪性または前ガン性の病変を治療する方法としては,外科的療法または放射線療法よりもすぐれたものである,と結論した.
急性膵炎をいつも念頭に—G.P., Vol XI, No. 1
ページ範囲:P.737 - P.737
急性膵炎の患者100名のうち38%は,まれな合併症または全身症状を,少なくとも1つもっていた.医師は,急性膵炎が千変万化の臨床的特徴を示すことを,つねに念頭において患者を診れば,本症の診断と治療において得るところ大であろう.
膵炎で遊離する諸酵素のために,膵臓の周囲に病変をみることがあるが,骨や皮膚のような遠隔の器官がその影響をうけることもある.また,思いがけない代謝的または内分泌的な異常のために,糖尿病性昏睡や高脂質血症または急性の腎不全が生じないともかぎらないのである.
テンカンと学校競技—Pediatrics, Oct. 1968
ページ範囲:P.738 - P.738
身体的ならびに結神的活動は,テンカン発作には抑止的に働くようである,一般的にいわれているのは,たいていのテンカン児は自分または他人に対してさほど損傷を与えるオソレのないといったあらゆる身体的活動に積極的に参加すべきである,ということである.もしテンカンの管理が満足すべき状態にあれば,クラスの配置や競技活動においてテンカン児と非テンカン児とを区別する必要は,多くの学校システムにおいて,まずないといってよい.
過呼吸や過労,および閉鎖性頭部損傷のオソレのある状態はいずれも,テンカン発作の誘因となるといわれてきた.しかし,それが真であろという直接的な証拠は,ほとんどないといってよい.しかしながら,テンカン児に制限を課して,ある種の競技活動をさせないようにするのは,理由なきにしもあらずである.
低所得家庭の子どもには鉄欠乏性貧血が多い—American Journal of public Health, Feb. 1969
ページ範囲:P.759 - P.759
Guteliusの報告によれば,小児健康相談所を訪れた低所得家庭の黒人子弟について調べたところ,鉄欠乏性貧血が蔓延していたという.ヘモグロビン値10Gm/dl以下のものは,それらの子どもの29%を占め,10.5Gm/dl以下のものとなると,ほぼ50%を占めていた.これらの子どもは,十分な育児相談を定期的に受けていたものばかりであった.貧血は生後6カ月めに高くなり,12-17カ月でピークに達し(全児童の65%),つづいて急速に低下した(表参照).
この研究は,社会的・経済的に恵まれざる幼児および小児には鉄欠乏性貧血が高頻度に存在しているという他の研究結果を,裏書きするものである、上述の研究では,十分な健康管理を持続していても,貧血はやはり生じたのである.著者は,低所得家庭の子どもが鉄欠乏性貧血をひき起こさないようにするため,ミルク中に1日あたり12mgの鉄をぜひ加えるよう提唱している.
電解質溶液によって血液を置換する—Archives of Surgery, Jan. 1969
ページ範囲:P.760 - P.760
Rushとその同僚らは,外科手術中に喪失した血腋を"緩衝液を加えた食塩水"で置き換える.という臨床的研究をアトランダムに行ない,その結果をさいきん発表した.それによると,対照群には輸血を行なったが,他の患者にはハルマトンの溶液(乳酸塩を加えたリンゲル液)を注射した.リンゲルの乳酸塩の与え方であるが,それは,失なわれた血液を測ってその1ccあたり,3対1または4対1を目安とした.
食塩水による喪失血の置換は,ヘマトクリット値をしばしば測定して,これを監視した.ヘマトクリット値が28%まで下がると,この値を維持するに足る血液を輸血した.さらに,術中の尿排泄量と中心静脈圧を,全患者について観察した.ヘマトクリット値の変化は,"緩衝液を加えた食塩水"で血液をどこまで置換しうるかの程度を決める指標としては,信頼しうる目安であり,また,輸血をいつ開始すべきかのギリギリの線を指示する指標としても,またすぐれていた.ただし,この目的には,尿排泄量と中心静脈圧は,ほとんど価値がなかった.
遺伝病を産前に発見する方法—Third International Conference on Congenital Malformations, The Hagece, The Netherlands, Sep. 12, 1968.
ページ範囲:P.763 - P.763
羊膜穿刺術をもちいれば,いくつかの遺伝的欠陥がこんにちでは,妊娠第10週から第20週までなら100%の正確度で診断できるのである.危険度の高い女性150名に産前検査を行なったところ,14胎児がダウン症候群またはターナー症候群をもっていた.13胎児を人工流産させたが,いずれも産前の診断は確認された.第14番目の症例では,母親は出産まで懐胎することを望んだ.しかし,生まれた赤ん坊は,ダウン症候群をもっていたのである.
上記以外の遺伝病で産前に発見できるものとしては,ガラクトース血症,Pompe病,ムコ多糖類症,lysosomal acid phosphatase欠乏症,マルファン症候群,嚢胞性線維症などがある.
小児喘息の脱感作療法—Pediatrics, Nov. 1968
ページ範囲:P.765 - P.765
長年気管支喘息に悩む小児の脱感作療法に関する研究が,John-stoneとDuttonによって報告された.それによると,患者の半数はプラセボの注射をうけ,他の半数は従来の脱感作療法をうけたのである.この研究の対象となったもとの小児210名のうち,130名は,彼らが第16回目の誕生日を迎えたこんにちでも,なお,いぜんとして彼らによる観察をうけている.このグループでは,ブラセボをうけた患児で喘息が治ったものは22%であったが,これにくらべて,脱感作療法をうけた患児で喘息の治ったものは,72%に達した.この傾向は,患児の喘息の軽重いかんにかかわらず,真であった.
ある治療群では,最大投与量が抗原の1:5000希釈液0.5ccにまで到達したが,第2の群では,最高投与量は抗原の1:250希釈液0.5ccであった.前者のグループの3分の2は,この研究の終了時に喘息が消失したが,後者のグループで同じく喘息の消失したものは78%に及んだ,これは,抗原の量も1つの因子たりうることを示唆している.
ページェット病にを効な抗生物質が発見さる—American College of Physicians, Chicago, April 24, 1969
ページ範囲:P.767 - P.767
予備的な成績の報告によれば,長期にわたる重症のページェット病の患者が,ミトラマイシンmithramycinの投与に対して良好な反応を示したという.患者6名が,この抗生物質の治療をうけたが,そのなかの1人は,20年間も本病に悩んでいた.ミトラマイシンは,患者の血清アルカリ・フォスファターゼ値を劇的に減少させたが,患者はそのあと,カルシウムと燐酸塩のバランスがブラス方向へ転じたのである.
本剤は,広範囲な,あるいは重症のページェット病の患者に対して有望かつ存効的な薬剤のようである.しかし,今後なおテストしてみる必要がある.
不眠をどう取り扱うか—Postgraderate Medicine, Dec. 1969
ページ範囲:P.768 - P.768
不眠の病歴をとるばあい,つぎの諸点に留意することが大切である.
まず第1に,不眠患者の主観的な話は,一般的にいって,ほとんど信頼するに足りないということである.睡眠実験室でわれわれは,被検者を生理的に眠らせることができるが(脳波で睡眠リズムの有無を知ることができるのである),眠っていたにもかかわらず被検者は眠っていなかったと主張する.また,遡及的な時間知覚は,睡眠中に狂うものである.たとえば,実際には数時間も眠っていたのに,患者はしばしば,ほんの数分しか眠らなかったなどと,主張するのである,そういうわけで,不眠(主観的な訴え)と睡眠剥奪(客観的な状態)とは,月とスッポンほどの差があることに留意すべきである.
特発性食道破裂—American Surgeon, April 1969
ページ範囲:P.784 - P.784
食道はまま自然に破裂することがあるが,それによる死を避けるには,診断を的確迅速につけるとともに,外科的処置をすみやかに実施する必要がある.Lernerは,嘔吐と吐き気がしばしば食道破裂のキッカケになる,と述べている.これらの症状は,圧倒的な進行性の胸痛が始まると,消退するのがふつうである.この胸痛は,阿片剤をもちいてもさほど軽くはならない.皮下気腫がしばしばみられるが,はじめは胸骨上部のV字型の刻み目のところに出現し,ついで頸部,顔面,ときには躯幹にまで拡がることがある.水胸がしばしばみられる.ときに紅斑が頸に現われ,これに触れると痛むことがあるが,これは,進行した縦隔洞炎の晩期徴候の1つである.患者は判でも押したように不安に陥るが,ときに循環性の虚脱の証拠を示す.本症は男性にもっとも多く,とくに酒を飲みすぎたあとに発生する.
鑑別診断の困難なことがままある.病初においては,病歴と臨床所見の両者からいって,食道の自然破裂は,急性膵炎に酷似する.お酒の飲みすぎと嘔吐が,両疾患にしばしば先行するからである.血清アミラーゼが正常なら,膵炎を除外してよい.穿孔性消化性潰瘍と間違うことなきにしもあらずである.鑑別診断に役立つのは,食道破裂では猛烈な痛みが漸次増すとともに,上腹部の硬さが減少するが,これに反して穿孔性の消化性潰瘍では一般にその逆が真だという点である.心筋硬塞は,心電図が正常で心疾患の病歴がなければ,除外してよい.解離性大動脈瘤の痛みは,強さの点でも,裂くような痛みの点でも,食道破裂のそれによく似ているが,穿孔すれば,漸次消退するのに反し,食道破裂の痛みは徐々に激しさを増すのである.
先天性心疾患と知能—American Journal of Diseases of Children, March 1969
ページ範囲:P.798 - P.798
精神測定学的検査を先天性心疾患児に実施した成績が,Feldtとその同僚によって報告された.本シリーズの24%は,低能(IQが90以下)であった.無紫藍児のIQ値と,紫藍児のそれとの間には,いちじるしい統計学的な差異があった(「低能9%」対「低能44%」),紫藍の強さ,短絡の大きさ,肺血管性疾患,既往における姑息的手術,心不全の病歴のいかんは,これらの成績に寄与していないようであった,お坐りやあんよの開始年齢は,精神測定学的な成績を予測するうえに,信頼できないことが判明した.知能正常児にもしばしば,歩行開始年齢の遅れがみられた,精神的低能と成長不全および頭囲の短小との間には,一般の住民に期待される以上の頻度で,関連が発見された.
紫藍児はIQが低く,知覚と関連した運動も上手でなく,粗大な運動性協同も貧弱であった.こうした子どもたちは,活動のレベルも低ければ,運動制限もまた大であるので,幼児期に物理的環境を探検する機会が少なかったのではなかろうか.
偽痛風と副甲状腺機能亢進症—American Journal of Surgery, April, 1969
ページ範囲:P.816 - P.816
副甲状腺機能亢進症の診断は,かならずしも容易ではない.診断への道しるべとなるものが少なく,しかも特徴的な臨床所見の欠けていることがしばしばである.本症と関連している高カルシウム血症の自覚症状は,変化に富んでいる.教科書の記載によれば,多飲多渇症,多尿,便秘または疲労感などがあるとされているが,それらはかならずしも生ずるとはかぎらないのである.
副甲状腺機能亢進症の診断は主として,それに伴う代謝異常の臨床的あらわれに依存している.そのなかでは嚢腫線維性骨炎と腎結石が有名である.なお消化性潰瘍と膵炎があるが,これは,前2者とくらべるとまれである.さいきん,副甲状腺機能亢進症にさいして,しばしば発見されるもう1つの臨床的単位として,偽痛風が注目されはじめた.
"突然死"症候群—American Academy of Pediatrics Chicago, Oct, 19, 1968
ページ範囲:P.824 - P.824
いわゆる"突然死"症候群によって,アメリカの幼児は毎年1万人も鬼籍にはいっているが,それは両親の怠慢によるのではなくて,"ほんとうの病気"によるのである.118例の屍体を解剖した結果では,感染その他の諸条件によって誘発された咽頭のケイレンが,その主要なメカニズムと考えられる.けっきょく咽頭のケイレンが,窒息死をもたらすというわけである.
"子どもを失うことは,たしかに悲しいことであるが,両親は,自分の手で子どもを殺してしまったのだと恐れおののきながら,一生をすごす必要など少しもないのである."
衣服に由来する皮疹American Academy of Dermatology, Chicago, Dec. 10, 1968
ページ範囲:P.826 - P.826
皮膚に発疹を訴える患者のなかには,新調した着物を嗅ぐと"実験室臭い匂い"がするという人がある.じつは,こういう人は,往々にして,衣服によくもちいられる合成樹脂に対してアレルギー状態になっているのである.仕上げ工程のあと,なおいぜんとして,フォルムアルデヒドが生地に残っていることもあれば,何度か洗濯しているうちに残存のフォルムアルデヒドが遊離してくることもある.この残存フォルムアルデヒドのために,皮疹の数が増すのである.
ガンの素質と家系—American Cancer Society, Science Writers Seminar, April, 2, 1969
ページ範囲:P.828 - P.828
血縁関係にある個人を何百何千としらべた結果,"ガンの家系"の成員は,正常な家系のそれとくらべて,胃,乳房,大腸,子宮内膜のガンのような,ありふれた腫瘍にかかる危険率が3倍も高いことが判明した.この研究でしらべたグループの1つに"G"家族があるが,この家族は500名以上の親戚からなっていた.ガンにおける遺伝的諸因子に関する知識は,ガンの家系の成員が特殊な解剖学的な場所のガンにかかる危険率がどれだけ高いかに関して,臨床家に貴重な情報を与え,その結果,予防医学とガンの早期発見の実際に寄与するところ大なるものがあるはずである.
性ホルモンに由来する不妊症—Federation of Americare Societies for Experimental Biology Atrantic city, April 15, 1968
ページ範囲:P.843 - P.843
ある種のホルモン,たとえばプロゲストロンを流産予防のために過剰にもちいると,子どもに不妊症をひきおこすかもしれない.ネズミでさいきん研究したところ,抗流産ホルモンはメスの赤ん坊にときどき男性化をひきおこすことがあるという初期の観察が,誤っていないことが判明した.
妊婦が内分泌疾患を合併するとき—101症例の報告—G.P., NOV. 1969
ページ範囲:P.851 - P.851
甲状腺,副甲状腺,副腎および糖質系の疾患はたいてい,妊婦とその胎児にたいして有害な影響を及ぼす.とくに危険なのは,甲状腺の疾患である.胎児の脳の発育の初期にあっては,それに必要な甲状腺ホルモンの唯一の源泉が,母親の甲状腺なのであるから,甲状腺機能低下症があれば,それを適切に治療することが,胎児の正常な発育にとっては不可欠である.妊娠中に甲状腺機能低下症をうまく治療できなければ,早熟,精神的遅鈍および早産の頻度は,上昇する.
甲状腺機能亢進症もまた,胎児にとって有害である.妊娠中に放射能性ヨードをもちいて甲状腺機能亢進症を治療するのは禁忌とされているが,これは,胎児にとってこの療法が有害だと考えられているからである.甲状腺専門家のなかには,妊娠4カ月から6カ月の間に甲状腺の外科的亜全摘出を推奨するものもいるが,多くの専門家は好んで,妊娠中の甲状腺機能亢進症を抗甲状腺剤によってコントロールしている.抗甲状腺剤は,母親と胎児に,甲状腺腫または甲状腺機能低下症あるいはその両者を誘発することがあるので,甲状腺ホルモンを同時に併用する療法が,推賞せられている.
アスピリンは出血時間を延長させる—Federation of American Societies for experimental Biology Atrantic city, April 16, 1968
ページ範囲:P.861 - P.861
アスピリンを服用すると,出血時間が1分半まで延長することがある.この鎮痛剤を飲んだ人の血液を検査してみたところ,血小板の凝集が阻止されることが判明した.この出血時間延長の効果は,服用後1週間も続くことがある.血液凝固系のある種の疾患では,出血時間が著明に延長することがなきにしもあらずである.術後あるいは月経中のアスピリン投与は,出血時間を延長させる因子となりうる.
十二指腸ポリープによる乳頭膨大部の閉塞—Archives of Surgery, Sep, 1968
ページ範囲:P.888 - P.888
胆汁または膵液の流出を閉塞する状態があれば,いずれは外科的処置を必要とする所見が生じるのが,ふつうである.一般的にいって,膵管または胆管の閉塞を惹き起こす原因が,診断上問題となることは,まずまれである.しかし,ふつうには見ら来ないような閉塞的な病変または非典型的な症状のある患者のばあいには,進退これ窮まることが,ときになきにしもあらずである.同時に生化学的所見またはX線上の所見に,これといった異常がないばあいには,とくにそうである.
Griffenとその同僚は,十二指腸膨大部周辺の良性十二指腸ポリープが膵管または胆管の閉塞と関連していた患者5名について,報告している.これらの患者の病歴には,間歇性黄疸または,再発性膵炎があった.
敗血症の治療—British Medical Journal May 10 1969
ページ範囲:P.935 - P.935
敗血症,それもとくにショックを合併した敗血症の治療は,この十年間に劇的な変化をとげたが,新しい治療法が多数導入されたにもかかわらず,死亡率はいぜんとして高い.つぎに紹介するのは,ChalmersとTillerが,1962年1月から1968年4月までに治療した敗血症の患者173名に関する経験の報告である.
1962年から1965年まで著者らが使用した抗生物質は,テトラサイクリン,クロラムフェニコール,エリスロマイシン,ペニシリンその他であった.ショックが発生したときには,ノルアドレナリンか,メタラミノールmetaraminolのいずれかをもちいた.1966年から1968年までは,敗血症という仮診断がつくとただちに,カナマイシン1gmを静注した.ついで,カナマイシンの血中濃度を30mcg/ml以下に維持しうるよう,その投与量を調整した.250mgを8時間ごとに投与する方法が,腎機能の正常な患者では安全であり1週間これをつづけた.ただし,血液培養と感受性テストが他の抗生物質の必要性を指示しないかぎりにおいて,であったが.
亜急性細菌性心内膜炎—The Practioner vol 200
ページ範囲:P.947 - P.947
生気ハツラツとせず,心雑音とくに収縮期性雑音のある患者は,亜急性細菌性心内膜にかかっているオソレがある.この病気は,老人層に増えつつあることが,さいきんは一般にみとめられている.この種のグループの患者では,症状がハッキリせず,したがって診断もまた困難である.というのも,その自覚症状はしばしば,バクゼンとしており,また多種多様だからである.ともかくも,心臓に雑音がきこえ,不明の症状を呈するときには,この病かもと疑がってみることは,いつもたいせつである.
遷延性ペニシリン反応—Pediatrics, Jan. 1969
ページ範囲:P.956 - P.956
SchmittとKrivitは,9歳の小女にベンザシンプロカイン・ペニシリンGを注射したところ,異常な遷延性ペニシリン反応が生じたことを記載している.それによると,頭痛,乳頭の浮腫,間代性けいれん,髄圧の上昇があったが,頸動脈による動脈撮影像は正常であった.これは,良性の頭蓋内高血圧があったことを示している.症状はいずれも,発症後5週間以内に霧散した.
さて,上記症状の生じたメカニズムであるが,おそらくそれは,脳血管透過性の増大に由来する脳血管性浮腫ではなかろうか.
尿路感染症の診断と治療のコツ—GP. Vol XI, No. 5, Nov. 1969
ページ範囲:P.970 - P.970
まとめ "尿路感染症の患者は,自覚症状のあることもあればないこともある.細菌尿が,慢性の尿路感染症―いや腎盂腎炎でもそうだが―の存在を示す唯一の徴候だということもありうる.清潔に採集した早朝初回尿を定量的に培養すれば,尿路感染の有無が決められる.細菌が尿1mlあたり10万個以上いれば,感染が考えられる.抗生物質をもちいて治療した後再発すれば,尿路消毒剤による長期にわたる療法を考慮すべきである."
5-FUによる膀胱ガンの治療—重大な役割を演じた二重盲検法—Cancer, Nov. 1968
ページ範囲:P.974 - P.974
Proutとその共同研究者らは,5-フルオロウラシル(5-FU),を膀胱ガンへ試験的に用いたその成績が,報告者のいかんで,腫瘍がたいへん速い退縮のスピードを示したというものから,ぜんぜん反応なしというものまで,大幅に喰い違っていることに注目した.で,その結果として,膀胱ガンに対して5-FUがはたしてどういう効力を現わすかをテストするために,泌尿器科医たちの間に緊密な研究体勢を敷いたのである.十二カ所の医学センターの研究者たちは,未治療の患者にプラセボをもちいる二重盲検法を基礎に,膀胱ガンの患者について研究をすすめた.腫瘍の成長はもちろんのこと,5-FUの毒性その他の効果を見いだすため,患者の組み合わせや反復実施する検査が計画され,これらはあらかじめ,プロトコルに準備しておいたのである.
さて,患者36名―そのうちの14名はペアに組み合わされた―に関するデータは,ペアのプラセボ患者の7例中5例が,よりよい反応を示していることを明らかにした.組み合わせを無視すると,腫瘍の成長は5-FUの治療をうけた患者においても,少なくともプラセボ患者と同じ程度に速かったのである.5-FUはブラセボとくらべて何の利点ももっていないことを実証したという結論が,下された.
切迫流産にどう対処するか—G.P., Nov, 1969
ページ範囲:P.976 - P.976
まず,切迫流産に対処する"基準的"な治療法があるかどうかであるが,これはあんがい,むずかしい問題である.というのも,切迫流産に対処する方法は,患者側の状態いかんに大いに左右されるからである.人によって意見がさまざまに分れるところであり,治療をどこまで強行するかもまた,人によって大いに異なるのである.一般的にいえることは,切迫流産の始まる以前に治療すべきだということである.これはおそらく,不妊問題のために治療をうけている患者にだけ,あてはまることかも知れない.もし出血といったような,切迫流産の証拠があれば,流産がくい止められるといった見込みは,相当失われているものと考えてよい.
月経前期薬剤progestationalagentをもちいるのもよい.論理的にいって患者にすすめうる最もすぐれた方法は,就床安静であるが,しかし患者は,安静のためにかえって意気消沈することがしばしばである.月経前期薬剤を投与するに足る心理学的理由があるにせよ,もし受胎の産物に異常があれば(その公算は大である),この治療法を実施しても,経過は変えることができない.従来,ほとんどの自然流産は,受胎産物の欠陥によって起きると主張せられてきた.卵母細胞なり精子なりに異常な反応を起こす状態はすべて,異常な受胎産物を生じるようである.
膠原病とガンの関連—Radiology, April 1969
ページ範囲:P.998 - P.998
さいきん発表された,いくつかの報告によれば,ある患者に"膠原"病(たとえば紅斑性狼瘡,皮膚筋炎,あるいは硬皮症)が生じれば,それに引きつづいて,同じその患者に悪性腫瘍(たとえばリンパ腫,骨髄腫,あるいはガン)が発生するという.Bardenは,膠源病と悪性腫瘍の間にみられるこの関連は,免疫グロブリン機構における撹乱—これが,上記の2つの疾患群をひきおこす共通因子と考えられる—を反映しているのではなかろうかと示唆している.
正常な免疫機構は,正常に機能するリンパ球と形質球に依存している.異物たる抗原物質が身体に侵入すると,これらの細胞は増殖してグロブリンを生産するが,生じたグロブリンは,抗原に特異な抗体として働くのである.ある患者ではおそらく,異常なリンパ球が増殖し,ついで異常なグロブリンを生産するが,かくして生じたグロブリンのうちのあるものは,宿主自身の組織と反応して,自己免疫状態を作るのではなかろうか.ある種の臨床的な疾患,たとえば結節性動脈周囲炎,リウマチ状態,紅斑性狼瘡および硬皮症は,自己免疫状態と関係した疾患である.同様に,ある種の悪性状態,たとえば多発性骨髄腫や慢性リンパ球性自血病にはふつう,大量の各級グロブリンまたはリンパ球が伴うが,これらは抗原の刺液に異常に反応するのである.
免疫療法は白血病の寛解期を延長する—Fourth International Symposium on Comparative Leukemia Research, 1968
ページ範囲:P.1006 - P.1006
急性リンパ芽球性白血病に免疫療法をもちいると,化学療法だけをもちいるよりも,寛解期は相当延長される.
化学療法で患者10名を治療したところ,その全員が130日後に再発をみたが,免疫療法で治療した患者20名は,そのうちわずか9名が,同じ期間に再発したにすぎない(そのうちの1名は,3年以上にわたって寛解状態にあった).
基本情報
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今月の主題 睡眠呼吸障害の克服―内科医が知っておきたい病態・症状・関連疾患
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48巻4号(2011年4月発行)
今月の主題 緊急画像トラブルシューティング―内科医のためのPearlとPitfall
48巻3号(2011年3月発行)
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48巻2号(2011年2月発行)
今月の主題 関節リウマチを疑ったら―診断・治療のUpdateと鑑別すべき膠原病
48巻1号(2011年1月発行)
今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う
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今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方
47巻12号(2010年11月発行)
今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか
47巻11号(2010年10月発行)
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47巻10号(2010年10月発行)
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47巻9号(2010年9月発行)
今月の主題 虚血性心疾患―プライマリケアは内科医が担う
47巻8号(2010年8月発行)
今月の主題 呼吸不全の診療
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今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと
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今月の主題 ズバリ! 見えてくる不整脈
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今月の主題 腎臓病診療のエッセンス
46巻12号(2009年11月発行)
特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント
46巻11号(2009年11月発行)
今月の主題 脳卒中の征圧をめざして
46巻10号(2009年10月発行)
今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
46巻9号(2009年9月発行)
今月の主題 内科医のためのクリニカル・パール―診療のキーポイントと心にのこる症例
46巻8号(2009年8月発行)
今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
46巻7号(2009年7月発行)
今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
46巻6号(2009年6月発行)
今月の主題 内分泌疾患を診るこつ
46巻5号(2009年5月発行)
今月の主題 肺血栓塞栓症 見逃さず迅速かつ的確な対応を
46巻4号(2009年4月発行)
今月の主題 苦手感染症の克服
46巻3号(2009年3月発行)
今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎
46巻2号(2009年2月発行)
今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
46巻1号(2009年1月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2009
45巻13号(2008年12月発行)
特集 目でみる診療基本手技
45巻12号(2008年12月発行)
今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか
45巻11号(2008年11月発行)
今月の主題 浮腫をどう診るか
45巻10号(2008年10月発行)
今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる
45巻9号(2008年9月発行)
今月の主題 Multiple problemsの治療戦略
45巻8号(2008年8月発行)
今月の主題 内科医のためのがん診療Update
45巻7号(2008年7月発行)
今月の主題 主治医として診る後期高齢者
45巻6号(2008年6月発行)
今月の主題 実践! 糖尿病診療
45巻5号(2008年5月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応
45巻4号(2008年4月発行)
今月の主題 一般内科医が診る循環器疾患―3大病態を把握する
45巻3号(2008年3月発行)
今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症
45巻2号(2008年2月発行)
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
45巻1号(2008年1月発行)
今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療
44巻13号(2007年12月発行)
今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス
44巻12号(2007年11月発行)
特集 一般医のためのエコー活用法
44巻11号(2007年11月発行)
今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ
44巻10号(2007年10月発行)
今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
44巻9号(2007年9月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方Update
44巻8号(2007年8月発行)
今月の主題 動脈硬化のトータルマネジメント
44巻7号(2007年7月発行)
今月の主題 内科医が診る睡眠障害
44巻6号(2007年6月発行)
今月の主題 認知症のプライマリケア
44巻5号(2007年5月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z
44巻4号(2007年4月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
44巻3号(2007年3月発行)
今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液
44巻2号(2007年2月発行)
今月の主題 症例からみる肺疾患のCT画像
44巻1号(2007年1月発行)
今月の主題 高血圧の臨床―焦点の合った個別診療へ向けて
43巻13号(2006年12月発行)
今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘
43巻12号(2006年11月発行)
特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
43巻11号(2006年11月発行)
今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する
43巻10号(2006年10月発行)
今月の主題 皮膚から見つける内科疾患
43巻9号(2006年9月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2006
43巻8号(2006年8月発行)
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
43巻7号(2006年7月発行)
今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
43巻6号(2006年6月発行)
今月の主題 ベッドサイドの免疫学-免疫疾患に強くなるために
43巻5号(2006年5月発行)
今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践
43巻4号(2006年4月発行)
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
43巻3号(2006年3月発行)
今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
43巻2号(2006年2月発行)
今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
43巻1号(2006年1月発行)
今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす
42巻13号(2005年12月発行)
今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ
42巻12号(2005年11月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集
42巻11号(2005年11月発行)
今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
42巻10号(2005年10月発行)
今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方
42巻9号(2005年9月発行)
今月の主題 アルコールと内科疾患
42巻8号(2005年8月発行)
今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
42巻7号(2005年7月発行)
今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
42巻6号(2005年6月発行)
今月の主題 内科emergency―爆弾を踏まない!
42巻5号(2005年5月発行)
今月の主題 内科医が診る関節リウマチ
42巻4号(2005年4月発行)
今月の主題 これだけは知っておきたい不整脈の診かたと治療のポイント
42巻3号(2005年3月発行)
今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断
42巻2号(2005年2月発行)
今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
42巻1号(2005年1月発行)
今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症)
41巻13号(2004年12月発行)
今月の主題 ミネラルと骨代謝異常と骨粗鬆症
41巻12号(2004年11月発行)
特集 臨床医必携 単純X線写真の読み方・使い方
41巻11号(2004年11月発行)
今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで
41巻10号(2004年10月発行)
今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために
41巻9号(2004年9月発行)
今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く
41巻8号(2004年8月発行)
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み
41巻7号(2004年7月発行)
今月の主題 臨床医のための呼吸調節と障害
41巻6号(2004年6月発行)
今月の主題 血栓症の予防と治療
41巻5号(2004年5月発行)
今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略
41巻4号(2004年4月発行)
今月の主題 内科コモンプロブレム
41巻3号(2004年3月発行)
今月の主題 アレルギー診療Update
41巻2号(2004年2月発行)
今月の主題 腹部疾患をエコーで診る
41巻1号(2004年1月発行)
今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ
40巻13号(2003年12月発行)
今月の主題 肺炎
40巻12号(2003年11月発行)
特集 臨床研修コアスキル
40巻11号(2003年11月発行)
今月の主題 水・電解質と輸液
40巻10号(2003年10月発行)
今月の主題 前期高齢者・後期高齢者を診る
40巻9号(2003年9月発行)
今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン
40巻8号(2003年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2003
40巻7号(2003年7月発行)
今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで
40巻6号(2003年6月発行)
今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
40巻5号(2003年5月発行)
今月の主題 一般医も診る血液疾患
40巻4号(2003年4月発行)
今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす
40巻3号(2003年3月発行)
今月の主題 糖尿病にどう対処するか
40巻2号(2003年2月発行)
今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方
40巻1号(2003年1月発行)
今月の主題 内科医と虚血性心疾患
39巻13号(2002年12月発行)
今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
39巻12号(2002年11月発行)
今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患
39巻11号(2002年10月発行)
増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
39巻10号(2002年10月発行)
今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
39巻9号(2002年9月発行)
今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識
39巻8号(2002年8月発行)
今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
39巻7号(2002年7月発行)
今月の主題 わかりやすい不整脈診療
39巻6号(2002年6月発行)
今月の主題 頭痛とめまい—外来診療ガイド
39巻5号(2002年5月発行)
今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
39巻4号(2002年4月発行)
今月の主題 動脈硬化と高脂血症
39巻3号(2002年3月発行)
今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望
39巻2号(2002年2月発行)
今月の主題 臨床栄養Update
39巻1号(2002年1月発行)
今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002
38巻13号(2001年12月発行)
今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII
38巻12号(2001年11月発行)
今月の主題 腎・尿路系疾患を診る
38巻11号(2001年10月発行)
増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント
38巻10号(2001年10月発行)
今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
38巻9号(2001年9月発行)
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応
38巻8号(2001年8月発行)
今月の主題 Cognitive Disorder—内科医が知っておくべき認知機能障害
38巻7号(2001年7月発行)
今月の主題 内科医が知っておきたい外科的治療のUpdate
38巻6号(2001年6月発行)
今月の主題 臨床に活かす免疫学
38巻5号(2001年5月発行)
今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー
38巻4号(2001年4月発行)
今月の主題 Geriatrics—高齢者のQOLをみる医療
38巻3号(2001年3月発行)
今月の主題 内科医が診るリウマチ
38巻2号(2001年2月発行)
今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望
38巻1号(2001年1月発行)
今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践
37巻13号(2000年12月発行)
今月の主題 糖尿病と合併症へのアプローチ
37巻12号(2000年11月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方 2001
37巻11号(2000年10月発行)
増刊号 臨床医のための最新エコー法
37巻10号(2000年10月発行)
今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染
37巻9号(2000年9月発行)
今月の主題 「考える」診断学—病歴と診察のEBM
37巻8号(2000年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2000
37巻7号(2000年7月発行)
今月の主題 ブレインアタック Brain attack
37巻6号(2000年6月発行)
今月の主題 症例から学ぶ水電解質・酸塩基平衡異常
37巻5号(2000年5月発行)
今月の主題 血栓症と抗血栓薬
37巻4号(2000年4月発行)
今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた
37巻3号(2000年3月発行)
今月の主題 高血圧の診療—新しい話題
37巻2号(2000年2月発行)
今月の主題 アレルギー診療の実際
37巻1号(2000年1月発行)
今月の主題 急性冠症候群
36巻13号(1999年12月発行)
今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防
36巻12号(1999年11月発行)
今月の主題 内科医のためのCT
36巻11号(1999年10月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
36巻10号(1999年10月発行)
今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患
36巻9号(1999年9月発行)
今月の主題 下痢と便秘
36巻8号(1999年8月発行)
今月の主題 ニューロパチーとミオパチー
36巻7号(1999年7月発行)
今月の主題 不整脈患者のマネジメント
36巻6号(1999年6月発行)
今月の主題 慢性呼吸不全に必要な基礎知識
36巻5号(1999年5月発行)
今月の主題 高齢者医療—現状と展望
36巻4号(1999年4月発行)
今月の主題 検査異常から考える血液疾患
36巻3号(1999年3月発行)
今月の主題 高脂血症と動脈硬化
36巻2号(1999年2月発行)
今月の主題 肝疾患診療 1999
36巻1号(1999年1月発行)
今月の主題 抗菌薬の適切な使い方
35巻13号(1998年12月発行)
今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか
35巻12号(1998年11月発行)
今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら
35巻11号(1998年10月発行)
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
35巻10号(1998年10月発行)
今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患
35巻9号(1998年9月発行)
今月の主題 腹部エコーToday
35巻8号(1998年8月発行)
今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療
35巻7号(1998年7月発行)
今月の主題 腎・尿路系の問題とマネジメント
35巻6号(1998年6月発行)
今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症
35巻5号(1998年5月発行)
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患
35巻4号(1998年4月発行)
今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise
35巻3号(1998年3月発行)
今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント
35巻2号(1998年2月発行)
今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー
35巻1号(1998年1月発行)
今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave
34巻13号(1997年12月発行)
今月の主題 脳卒中プラクティス
34巻12号(1997年11月発行)
今月の主題 臨床医のための遺伝子工学
34巻11号(1997年10月発行)
増刊号 内科医のMRIとのつきあいかた
34巻10号(1997年10月発行)
今月の主題 肺炎と肺臓炎
34巻9号(1997年9月発行)
今月の主題 外来診療でここまでできる
34巻8号(1997年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 1997
34巻7号(1997年7月発行)
今月の主題 頭痛とめまいの外来診療
34巻6号(1997年6月発行)
今月の主題 白血病—日常の診療に必要な知識
34巻5号(1997年5月発行)
今月の主題 日常臨床にみる水・電解質と酸塩基平衡
34巻4号(1997年4月発行)
今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて
34巻3号(1997年3月発行)
今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技
34巻2号(1997年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療
34巻1号(1997年1月発行)
今月の主題 臓器感染症へのアプローチ
33巻13号(1996年12月発行)
今月の主題 内分泌疾患の検査
33巻12号(1996年11月発行)
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
33巻11号(1996年11月発行)
今月の主題 心エコーToday
33巻10号(1996年10月発行)
今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識
33巻9号(1996年9月発行)
今月の主題 レディースクリニック
33巻8号(1996年8月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス
33巻7号(1996年7月発行)
今月の主題 血栓症とDIC
33巻6号(1996年6月発行)
今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology
33巻5号(1996年5月発行)
今月の主題 心不全を見直す
33巻4号(1996年4月発行)
今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
33巻3号(1996年3月発行)
今月の主題 肝疾患Q&A
33巻2号(1996年2月発行)
今月の主題 糖尿病臨床の最先端
33巻1号(1996年1月発行)
今月の主題 抗生物質をどう使うか
32巻13号(1995年12月発行)
今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
32巻12号(1995年11月発行)
増刊号 Common Disease 200の治療戦略
32巻11号(1995年11月発行)
今月の主題 脳卒中
32巻10号(1995年10月発行)
今月の主題 見えてきた腎疾患
32巻9号(1995年9月発行)
今月の主題 呼吸器疾患の画像診断
32巻8号(1995年8月発行)
今月の主題 急性心筋梗塞Q&A
32巻7号(1995年7月発行)
今月の主題 高齢者医療の新しい視点
32巻6号(1995年6月発行)
今月の主題 内科臨床における心身医療
32巻5号(1995年5月発行)
今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方
32巻4号(1995年4月発行)
今月の主題 脂質代謝と動脈硬化
32巻3号(1995年3月発行)
今月の主題 免疫学の理解とその臨床
32巻2号(1995年2月発行)
今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療
32巻1号(1995年1月発行)
今月の主題 消化器疾患の画像診断
31巻13号(1994年12月発行)
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩
31巻12号(1994年11月発行)
今月の主題 呼吸器薬の使い方
31巻11号(1994年10月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
31巻10号(1994年10月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー
31巻9号(1994年9月発行)
今月の主題 水電解質・酸塩基平衡の調節とその異常
31巻8号(1994年8月発行)
今月の主題 神経疾患の画像診断
31巻7号(1994年7月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 1994
31巻6号(1994年6月発行)
今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス
31巻5号(1994年5月発行)
今月の主題 外科から内科へのメッセージ
31巻4号(1994年4月発行)
今月の主題 First-line検査
31巻3号(1994年3月発行)
今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解
31巻2号(1994年2月発行)
今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線
31巻1号(1994年1月発行)
今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価
30巻13号(1993年12月発行)
今月の主題 循環器疾患の画像診断
30巻12号(1993年11月発行)
今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療
30巻11号(1993年10月発行)
今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法
30巻10号(1993年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたいX線写真読影のポイント
30巻9号(1993年9月発行)
今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開
30巻8号(1993年8月発行)
今月の主題 糖尿病 1993
30巻7号(1993年7月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方 1993
30巻6号(1993年6月発行)
今月の主題 心不全診療の新たな展開
30巻5号(1993年5月発行)
今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩
30巻4号(1993年4月発行)
今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報
30巻3号(1993年3月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎ABC
30巻2号(1993年2月発行)
今月の主題 内科疾患患者の生活指導
30巻1号(1993年1月発行)
今月の主題 出血傾向の臨床
29巻13号(1992年12月発行)
今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療
29巻12号(1992年11月発行)
今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学
29巻11号(1992年10月発行)
増刊号 図解 診療基本手技 第2集
29巻10号(1992年10月発行)
今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ
29巻9号(1992年9月発行)
今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために
29巻8号(1992年8月発行)
今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療
29巻7号(1992年7月発行)
今月の主題 虚血性心疾患Today
29巻6号(1992年6月発行)
今月の主題 内科医のためのCT・MRI
29巻5号(1992年5月発行)
今月の主題 よくわかる水・電解質と酸塩基平衡
29巻4号(1992年4月発行)
今月の主題 Common Diseases リアルタイムの診断・治療手順
29巻3号(1992年3月発行)
今月の主題 高脂血症の日常診療
29巻2号(1992年2月発行)
今月の主題 胆道系疾患1992
29巻1号(1992年1月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 '92
28巻13号(1991年12月発行)
今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開
28巻12号(1991年11月発行)
今月の主題 よくわかる内分泌疾患
28巻11号(1991年10月発行)
増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
28巻10号(1991年10月発行)
今月の主題 臓器感染症と抗生物質の選択
28巻9号(1991年9月発行)
今月の主題 大腸疾患診療の新時代
28巻8号(1991年8月発行)
今月の主題 心不全へのアプローチ
28巻7号(1991年7月発行)
今月の主題 リンパ系疾患の臨床
28巻6号(1991年6月発行)
今月の主題 輸液療法の実際
28巻5号(1991年5月発行)
今月の主題 糖尿病診療の実際
28巻4号(1991年4月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界
28巻3号(1991年3月発行)
今月の主題 最新の肺癌診療
28巻2号(1991年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患診療の実際
28巻1号(1991年1月発行)
今月の主題 不整脈診療プラクティス
27巻13号(1990年12月発行)
今月の主題 STROKE—脳卒中診療のポイント
27巻12号(1990年11月発行)
今月の主題 膠原病—活動性の評価と治療の選択
27巻11号(1990年10月発行)
今月の主題 ベッドサイドの痴呆学
27巻10号(1990年9月発行)
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
27巻9号(1990年9月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎1990
27巻8号(1990年8月発行)
今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
27巻7号(1990年7月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方
27巻6号(1990年6月発行)
今月の主題 わかりやすい心電図の臨床
27巻5号(1990年5月発行)
今月の主題 呼吸不全の臨床
27巻4号(1990年4月発行)
今月の主題 白血病—最新の知見と治療
27巻3号(1990年3月発行)
今月の主題 臨床医のための免疫学
27巻2号(1990年2月発行)
今月の主題 消化器診療のcontroversy
27巻1号(1990年1月発行)
今月の主題 再灌流療法時代の急性心筋梗塞診療
26巻13号(1989年12月発行)
今月の主題 痛みの診断とその対策
26巻12号(1989年11月発行)
今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989
26巻11号(1989年10月発行)
今月の主題 水・電解質と酸塩基平衡
26巻10号(1989年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
26巻9号(1989年9月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方
26巻8号(1989年8月発行)
今月の主題 膵・胆道疾患の臨床
26巻7号(1989年7月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー
26巻6号(1989年6月発行)
今月の主題 糖尿病マネージメントUpdate
26巻5号(1989年5月発行)
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア
26巻4号(1989年4月発行)
今月の主題 輸血の実際と血液製剤
26巻3号(1989年3月発行)
今月の主題 高脂血症と動脈硬化
26巻2号(1989年2月発行)
今月の主題 内科医のための癌治療のオリエンテーション
26巻1号(1989年1月発行)
今月の主題 新しい不整脈診療
25巻13号(1988年12月発行)
今月の主題 輸液・栄養療法
25巻12号(1988年11月発行)
今月の主題 腎疾患診療の実際
25巻11号(1988年10月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方
25巻10号(1988年9月発行)
増刊号 診断基準とその使い方
25巻9号(1988年9月発行)
今月の主題 カルシウム代謝と骨
25巻8号(1988年8月発行)
今月の主題 老人診療のポイント
25巻7号(1988年7月発行)
今月の主題 高血圧治療のポイント
25巻6号(1988年6月発行)
今月の主題 リウマチとその周辺
25巻5号(1988年5月発行)
今月の主題 肝炎への新しいアプローチ
25巻4号(1988年4月発行)
今月の主題 今日の心不全診療
25巻3号(1988年3月発行)
今月の主題 消化性潰瘍とその周辺
25巻2号(1988年2月発行)
今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ
25巻1号(1988年1月発行)
今月の主題 白血病とリンパ腫
24巻13号(1987年12月発行)
今月の主題 免疫不全とAIDS
24巻12号(1987年11月発行)
今月の主題 脳卒中up-to-date
24巻11号(1987年10月発行)
今月の主題 虚血性心疾患の最前線
24巻10号(1987年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方
24巻9号(1987年9月発行)
今月の主題 肝硬変と肝癌
24巻8号(1987年8月発行)
今月の主題 膠原病診療の実際
24巻7号(1987年7月発行)
今月の主題 肝・胆・膵疾患の画像診断
24巻6号(1987年6月発行)
今月の主題 循環器疾患の画像診断
24巻5号(1987年5月発行)
今月の主題 内科医に必要な救急治療
24巻4号(1987年4月発行)
今月の主題 呼吸不全とその管理
24巻3号(1987年3月発行)
今月の主題 甲状腺疾患—up-to-date
24巻2号(1987年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患とその周辺—診断と治療
24巻1号(1987年1月発行)
今月の主題 糖尿病診療の現況
23巻13号(1986年12月発行)
臨時増刊特集 図解 診療基本手技
23巻12号(1986年12月発行)
今月の主題 血流障害と血栓・塞栓症
23巻11号(1986年11月発行)
今月の主題 意識障害へのアプローチ
23巻10号(1986年10月発行)
今月の主題 感染症の動向と抗生物質
23巻9号(1986年9月発行)
今月の主題 狭心症—各種治療手段の適応
23巻8号(1986年8月発行)
今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
23巻7号(1986年7月発行)
今月の主題 呼吸器と免疫・アレルギー
23巻6号(1986年6月発行)
今月の主題 体液・電解質補正の実際
23巻5号(1986年5月発行)
今月の主題 水電解質と酸塩基平衡
23巻4号(1986年4月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方
23巻3号(1986年3月発行)
今月の主題 アルコール障害
23巻2号(1986年2月発行)
今月の主題 止血機構とその異常
23巻1号(1986年1月発行)
今月の主題 不整脈診療の実際
22巻13号(1985年12月発行)
今月の主題 めまいの臨床
22巻12号(1985年12月発行)
臨時増刊特集 エコー法の現況
22巻11号(1985年11月発行)
今月の主題 生体防御と感染症
22巻10号(1985年10月発行)
今月の主題 腎疾患—最近の展開とトピックス
22巻9号(1985年9月発行)
今月の主題 白血病—最新の知見と治療の進歩
22巻8号(1985年8月発行)
今月の主題 高血圧症—今日の治療
22巻7号(1985年7月発行)
今月の主題 抗炎症剤の進歩と使い方
22巻6号(1985年6月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎—現況と展望
22巻5号(1985年5月発行)
今月の主題 免疫反応と臓器疾患
22巻4号(1985年4月発行)
今月の主題 胆道疾患診療のトピックス
22巻3号(1985年3月発行)
今月の主題 内分泌疾患の新たな展開
22巻2号(1985年2月発行)
今月の主題 筋疾患とその周辺
22巻1号(1985年1月発行)
今月の主題 心不全診療の動向
21巻13号(1984年12月発行)
今月の主題 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
21巻12号(1984年12月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
21巻11号(1984年11月発行)
今月の主題 脳血管障害のトピックス
21巻10号(1984年10月発行)
今月の主題 リンパ系疾患へのアプローチ
21巻9号(1984年9月発行)
今月の主題 膠原病—最新の知識
21巻8号(1984年8月発行)
今月の主題 下痢と腸疾患
21巻7号(1984年7月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方
21巻6号(1984年6月発行)
今月の主題 糖尿病診療の実際
21巻5号(1984年5月発行)
今月の主題 酸塩基平衡の異常
21巻4号(1984年4月発行)
今月の主題 気管支喘息—病態から治療まで
21巻3号(1984年3月発行)
今月の主題 腎疾患—早期診断から管理まで
21巻2号(1984年2月発行)
今月の主題 中枢神経系の感染症
21巻1号(1984年1月発行)
今月の主題 新しい栄養療法
20巻13号(1983年12月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍—その基礎と臨床のすべて
20巻12号(1983年12月発行)
臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
20巻11号(1983年11月発行)
今月の主題 各種病態における抗生物質の使い方
20巻10号(1983年10月発行)
今月の主題 血小板の臨床
20巻9号(1983年9月発行)
今月の主題 肝硬変と肝癌
20巻8号(1983年8月発行)
今月の主題 臨床医のための神経内科学
20巻7号(1983年7月発行)
今月の主題 不整脈のトピックス
20巻6号(1983年6月発行)
今月の主題 内科医に必要な救急治療
20巻5号(1983年5月発行)
今月の主題 水と電解質
20巻4号(1983年4月発行)
今月の主題 膵疾患診療のトピックス
20巻3号(1983年3月発行)
今月の主題 呼吸不全—その実態と治療
20巻2号(1983年2月発行)
今月の主題 免疫からみた腸疾患
20巻1号(1983年1月発行)
今月の主題 心筋梗塞のハイライト
19巻13号(1982年12月発行)
今月の主題 内科医に必要な泌尿器科の知識
19巻12号(1982年12月発行)
臨時増刊特集 目でみるトレーニング―新作問題248題とその解説
19巻11号(1982年11月発行)
今月の主題 高血圧症—今日の知識
19巻10号(1982年10月発行)
今月の主題 自律神経失調症—心身症としての考え方・扱い方
19巻9号(1982年9月発行)
今月の主題 腎疾患診療のトピックス
19巻8号(1982年8月発行)
今月の主題 実地医に必要な臨床検査のベース
19巻7号(1982年7月発行)
今月の主題 カルシウム代謝の基礎と臨床
19巻6号(1982年6月発行)
今月の主題 癌治療の最前線
19巻5号(1982年5月発行)
今月の主題 血清リポ蛋白の異常
19巻4号(1982年4月発行)
今月の主題 狭心症とその周辺
19巻3号(1982年3月発行)
今月の主題 リハビリテーションの現況
19巻2号(1982年2月発行)
今月の主題 感染症と免疫
19巻1号(1982年1月発行)
今月の主題 内分泌疾患—今日の知識
18巻13号(1981年12月発行)
今月の主題 肺機能検査から疾患肺へ
18巻12号(1981年11月発行)
臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン
18巻11号(1981年11月発行)
今月の主題 白血病—最新の概念と治療
18巻10号(1981年10月発行)
今月の主題 脳循環の基礎と臨床
18巻9号(1981年9月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎のトピックス
18巻8号(1981年8月発行)
今月の主題 心エコー法の現況
18巻7号(1981年7月発行)
今月の主題 腹部エコー法の現況—癌診断を中心に
18巻6号(1981年6月発行)
今月の主題 膠原病—最近の考え方
18巻5号(1981年5月発行)
今月の主題 出血とその対策
18巻4号(1981年4月発行)
今月の主題 臨床栄養学—最近の進歩
18巻3号(1981年3月発行)
今月の主題 肺癌—最近の知識
18巻2号(1981年2月発行)
今月の主題 心不全の動向
18巻1号(1981年1月発行)
今月の主題 糖尿病診療の現況
17巻13号(1980年12月発行)
今月の主題 内科医に必要な脳神経外科の知識
17巻12号(1980年11月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
17巻11号(1980年11月発行)
今月の主題 高血圧症—最近の動向と展望
17巻10号(1980年10月発行)
今月の主題 感染症—治療の実際
17巻9号(1980年9月発行)
今月の主題 膵と胆道疾患
17巻8号(1980年8月発行)
今月の主題 今日の血液形態学
17巻7号(1980年7月発行)
今月の主題 アレルギーの現況
17巻6号(1980年6月発行)
今月の主題 慢性肝炎をめぐる諸問題
17巻5号(1980年5月発行)
今月の主題 甲状腺疾患診療の進歩
17巻4号(1980年4月発行)
今月の主題 最近の腎疾患の基礎と臨床
17巻3号(1980年3月発行)
今月の主題 肺の炎症性疾患—最近の動向
17巻2号(1980年2月発行)
今月の主題 末梢性ニューロパチー
17巻1号(1980年1月発行)
今月の主題 心膜疾患の臨床
16巻13号(1979年12月発行)
今月の主題 消化管ホルモンの基礎と臨床
16巻12号(1979年11月発行)
今月の主題 血管炎とその臨床
16巻11号(1979年10月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集
16巻10号(1979年10月発行)
今月の主題 酸塩基平衡の実際
16巻9号(1979年9月発行)
今月の主題 内科医に必要な精神科の知識
16巻8号(1979年8月発行)
今月の主題 腸疾患の臨床
16巻7号(1979年7月発行)
今月の主題 癌と免疫
16巻6号(1979年6月発行)
今月の主題 血栓とその臨床
16巻5号(1979年5月発行)
今月の主題 胃癌とその周辺
16巻4号(1979年4月発行)
今月の主題 肺機能検査の実際
16巻3号(1979年3月発行)
今月の主題 臨床家のための輸血学
16巻2号(1979年2月発行)
今月の主題 パーキンソン病とその周辺
16巻1号(1979年1月発行)
今月の主題 心筋症—その展望
15巻13号(1978年12月発行)
今月の主題 リポ蛋白—最近の知識
15巻12号(1978年12月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
15巻11号(1978年11月発行)
今月の主題 デルマドローム—内科疾患と皮膚病変
15巻10号(1978年10月発行)
今月の主題 人工透析か腎移植か
15巻9号(1978年9月発行)
今月の主題 肝疾患のトピックス
15巻8号(1978年8月発行)
今月の主題 慢性骨髄増殖症候群
15巻7号(1978年7月発行)
今月の主題 実地医のための臨床細菌学
15巻6号(1978年6月発行)
今月の主題 免疫診断法と免疫療法
15巻5号(1978年5月発行)
今月の主題 消化・吸収の基礎と臨床
15巻4号(1978年4月発行)
今月の主題 新しい糖尿病の臨床
15巻3号(1978年3月発行)
今月の主題 胸痛の診かた・とらえかた
15巻2号(1978年2月発行)
今月の主題 急性期脳卒中の臨床
15巻1号(1978年1月発行)
今月の主題 急性期脳卒中の臨床
14巻13号(1977年12月発行)
今月の主題 知っておきたい骨・関節疾患の診かた
14巻12号(1977年12月発行)
臨時増刊特集 診断基準とその使い方
14巻11号(1977年11月発行)
今月の主題 呼吸不全とその管理
14巻10号(1977年10月発行)
今月の主題 高血圧の問題点と最近の治療
14巻9号(1977年9月発行)
今月の主題 浮腫と臨床
14巻8号(1977年8月発行)
今月の主題 癌治療の最前線
14巻7号(1977年7月発行)
今月の主題 腹痛の診かた・とらえかた
14巻6号(1977年6月発行)
今月の主題 DICとその周辺
14巻5号(1977年5月発行)
今月の主題 めまいの基礎と臨床
14巻4号(1977年4月発行)
今月の主題 内分泌疾患診断の進歩
14巻3号(1977年3月発行)
今月の主題 熱性疾患への臨床的アプローチ
14巻2号(1977年2月発行)
今月の主題 消化器癌のトピックス
14巻1号(1977年1月発行)
今月の主題 心筋梗塞—今日の問題点
13巻13号(1976年12月発行)
今月の主題 ミオパチー最近の進歩
13巻12号(1976年12月発行)
臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
13巻11号(1976年11月発行)
今月の主題 電解質異常のすべて
13巻10号(1976年10月発行)
今月の主題 アルコール性障害のトピックス
13巻9号(1976年9月発行)
今月の主題 リンパ組織の基礎と臨床
13巻8号(1976年8月発行)
今月の主題 知っておきたいリハビリテーションの技術
13巻7号(1976年7月発行)
今月の主題 内科疾患としての先天性代謝異常
13巻6号(1976年6月発行)
今月の主題 肺のびまん性陰影をめぐって
13巻5号(1976年5月発行)
今月の主題 痛みとその対策
13巻4号(1976年4月発行)
今月の主題 腎不全の病態と治療
13巻3号(1976年3月発行)
今月の主題 内科医に必要な末梢血管病変の知識
13巻2号(1976年2月発行)
今月の主題 胆道疾患—診療の実際
13巻1号(1976年1月発行)
今月の主題 不整脈のハイライト
12巻13号(1975年12月発行)
今月の主題 SLE—成因から治療まで
12巻12号(1975年11月発行)
今月の主題 肺癌—その理解と対処のために
12巻11号(1975年10月発行)
今月の主題 感染症としてのB型肝炎
12巻10号(1975年9月発行)
今月の主題 アレルギーのトピックス
12巻9号(1975年8月発行)
今月の主題 甲状腺疾患のすべて
12巻8号(1975年7月発行)
今月の主題 感染症—最近の話題
12巻7号(1975年6月発行)
今月の主題 消化管潰瘍—診断および治療の現況
12巻6号(1975年5月発行)
今月の主題 出血傾向の新知識
12巻5号(1975年4月発行)
今月の主題 糖尿病への新たなる対処
12巻4号(1975年3月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント
12巻3号(1975年3月発行)
今月の主題 心身症からみた症候群
12巻2号(1975年2月発行)
今月の主題 血液ガスの基礎と臨床
12巻1号(1975年1月発行)
今月の主題 意識障害への新しいアプローチ
11巻12号(1974年12月発行)
今月の主題 喘息の本質から治療まで
11巻11号(1974年11月発行)
今月の主題 神経内科の動き
11巻10号(1974年10月発行)
今月の主題 手術適応の問題点
11巻9号(1974年9月発行)
今月の主題 腎疾患のトピックス
11巻8号(1974年8月発行)
今月の主題 内科医に必要なバイオプシー
11巻7号(1974年7月発行)
今月の主題 肝硬変—今日の視点
11巻6号(1974年6月発行)
今月の主題 自己免疫疾患の臨床
11巻5号(1974年5月発行)
今月の主題 臨床心電図のキーポイント
11巻4号(1974年4月発行)
今月の主題 高脂血症の意味するもの
11巻3号(1974年3月発行)
今月の主題 貧血の現況
11巻2号(1974年2月発行)
今月の主題 酸・塩基平衡異常—その日常臨床とのつながり
11巻1号(1974年1月発行)
今月の主題 新しい臓器相関のとらえ方
10巻13号(1973年12月発行)
今月の主題 最近の老人病—臨床とその特異性
10巻12号(1973年11月発行)
特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
10巻11号(1973年11月発行)
今月の主題 高血圧とその周辺
10巻10号(1973年10月発行)
今月の主題 膵疾患診断法
10巻9号(1973年9月発行)
今月の主題 慢性関節リウマチ(RA)の新しいプロフィール
10巻8号(1973年8月発行)
今月の主題 転換期に立つ検診
10巻7号(1973年7月発行)
今月の主題 化学療法剤—現状とその使い方
10巻6号(1973年6月発行)
今月の主題 問診
10巻5号(1973年5月発行)
今月の主題 消化管ホルモンの臨床
10巻4号(1973年4月発行)
今月の主題 内科最近の話題
10巻3号(1973年3月発行)
今月の主題 内科領域における輸液と輸血
10巻2号(1973年2月発行)
今月の主題 冠硬化症の新しい知見
10巻1号(1973年1月発行)
今月の主題 新鮮脳卒中
9巻13号(1972年12月発行)
今月の主題
9巻12号(1972年11月発行)
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9巻9号(1972年8月発行)
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9巻8号(1972年7月発行)
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9巻7号(1972年7月発行)
特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
9巻6号(1972年6月発行)
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9巻5号(1972年5月発行)
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8巻13号(1971年12月発行)
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臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方
8巻5号(1971年5月発行)
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8巻4号(1971年4月発行)
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8巻3号(1971年3月発行)
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7巻13号(1970年12月発行)
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7巻12号(1970年11月発行)
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7巻11号(1970年10月発行)
7巻10号(1970年9月発行)
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7巻9号(1970年8月発行)
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7巻8号(1970年7月発行)
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7巻7号(1970年6月発行)
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7巻6号(1970年5月発行)
臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
7巻5号(1970年5月発行)
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7巻4号(1970年4月発行)
今月の主題
7巻3号(1970年3月発行)
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7巻2号(1970年2月発行)
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今月の主題
6巻11号(1969年11月発行)
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6巻10号(1969年10月発行)
今月の主題
6巻9号(1969年9月発行)
今月の主題
6巻8号(1969年8月発行)
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6巻7号(1969年7月発行)
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6巻6号(1969年6月発行)
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6巻5号(1969年5月発行)
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6巻4号(1969年4月発行)
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6巻3号(1969年3月発行)
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6巻2号(1969年2月発行)
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6巻1号(1969年1月発行)
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5巻12号(1968年12月発行)
5巻11号(1968年11月発行)
5巻10号(1968年10月発行)
5巻9号(1968年9月発行)
5巻8号(1968年8月発行)
5巻7号(1968年7月発行)
5巻6号(1968年6月発行)
特集 くすりの新しい使いかた
5巻5号(1968年5月発行)
5巻4号(1968年4月発行)
5巻3号(1968年3月発行)
5巻2号(1968年2月発行)
5巻1号(1968年1月発行)
特集 古い治療から新しい治療へ
4巻12号(1967年12月発行)
特集 病歴
4巻11号(1967年11月発行)
4巻10号(1967年10月発行)
4巻9号(1967年9月発行)
4巻8号(1967年8月発行)
4巻7号(1967年7月発行)
4巻6号(1967年6月発行)
4巻5号(1967年5月発行)
4巻4号(1967年4月発行)
4巻3号(1967年3月発行)
4巻2号(1967年2月発行)
特集 尿糖
4巻1号(1967年1月発行)
3巻12号(1966年12月発行)
今月の主題
3巻11号(1966年11月発行)
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3巻10号(1966年10月発行)
特集 老人患者を診るとき
3巻9号(1966年9月発行)
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3巻8号(1966年8月発行)
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3巻7号(1966年7月発行)
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3巻6号(1966年6月発行)
特集 蛋白尿
3巻5号(1966年5月発行)
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3巻4号(1966年4月発行)
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3巻3号(1966年3月発行)
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3巻2号(1966年2月発行)
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3巻1号(1966年1月発行)
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