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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻6号

1970年05月発行

文献概要

Current Abstract

破傷風に対する緊急注射は廃止せよ—American Academy of Pediatrics, Boston, April 24, 1968

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所属機関:

ページ範囲:P.684 - P.684

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 ルーチンならびに緊急用の免疫法をうけていた患児143名について,その破傷風の抗体価をしらべたところ,4回またはそれ以上の注射をうけたあとの免疫期間は,(最後の注射をうけてから)12年以上もあることが判明した.で,過去においてうけたルーチンの免疫法スケジュールが信頼するに足るものであれば,兵営,学校,大学への入営または入学の許可条件の1つに,とくに破傷風の抗体価を高めるため追加予防注射をしたり,あるいは緊急用に注射をしたりすることは,トキソイド反応を最小限に食い止めるためにも,放棄すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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