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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻6号

1970年05月発行

文献概要

臨時増刊特集 日常役立つ診療技術 診断篇 III.循環器系疾患の診断技術

10.脈波検査

著者: 吉村正治1

所属機関: 1日医大第2内科

ページ範囲:P.716 - P.718

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圧脈波の記録法
 脈波には圧波つまり圧脈波と,容積波すなわち容積脈波(プレチスモグラム)とがあるが,プレチスモグラムについては別項で解説されているので,ここでは主に圧脈波について述べる.
 動脈管内圧の周期的変化を記録したものが圧脈波であるから,昔から動脈に針をさして,針と圧力計をつないで圧変化を記録する方法が行なわれてきた.一見,最も確実な圧波記録法のように思えるが,実はこの方法で描記された圧波は,きわめて不正確なものでしかない.その主な理由は次のようである1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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