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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻6号

1970年05月発行

文献概要

臨時増刊特集 日常役立つ診療技術 診断篇 VIII.中枢神経系疾患の診断技術

1.視野測定

著者: 松井瑞夫1

所属機関: 1日大眼科

ページ範囲:P.761 - P.763

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 視野とは,視線を固定したときに同時に視覚のおよぶ外界の場をいう(桑島).単眼視野において,視角30°も以内の視野を中心視野,これをこえる範囲の視野を周辺視野とよぶ.視野の測定を正確に行なうには,中心視野計=平面視野計campimeter,tangent screenあるいは周辺視野計perimeterが必要であるが,その慨略を知るには対面検査confrontation testが行なわれる.
 視野の異常は,網膜から有線領皮質にいたる視覚路の経過中どこに障害がおきても出現し,また視野異常の形には,障害部位によってかなりの特果性があるので,中枢神経系疾患の部位診断にあたって,視野測定ほ重要な検査法となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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