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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻6号

1970年05月発行

Current Abstract

"突然死"症候群—American Academy of Pediatrics Chicago, Oct, 19, 1968

ページ範囲:P.824 - P.824

文献概要

 いわゆる"突然死"症候群によって,アメリカの幼児は毎年1万人も鬼籍にはいっているが,それは両親の怠慢によるのではなくて,"ほんとうの病気"によるのである.118例の屍体を解剖した結果では,感染その他の諸条件によって誘発された咽頭のケイレンが,その主要なメカニズムと考えられる.けっきょく咽頭のケイレンが,窒息死をもたらすというわけである.
 "子どもを失うことは,たしかに悲しいことであるが,両親は,自分の手で子どもを殺してしまったのだと恐れおののきながら,一生をすごす必要など少しもないのである."

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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