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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻6号

1970年05月発行

文献概要

Current Abstract

十二指腸ポリープによる乳頭膨大部の閉塞—Archives of Surgery, Sep, 1968

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所属機関:

ページ範囲:P.888 - P.888

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 胆汁または膵液の流出を閉塞する状態があれば,いずれは外科的処置を必要とする所見が生じるのが,ふつうである.一般的にいって,膵管または胆管の閉塞を惹き起こす原因が,診断上問題となることは,まずまれである.しかし,ふつうには見ら来ないような閉塞的な病変または非典型的な症状のある患者のばあいには,進退これ窮まることが,ときになきにしもあらずである.同時に生化学的所見またはX線上の所見に,これといった異常がないばあいには,とくにそうである.
 Griffenとその同僚は,十二指腸膨大部周辺の良性十二指腸ポリープが膵管または胆管の閉塞と関連していた患者5名について,報告している.これらの患者の病歴には,間歇性黄疸または,再発性膵炎があった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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