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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻6号

1970年05月発行

文献概要

臨時増刊特集 日常役立つ診療技術 治療篇

XIV.腹膜および血液透析

著者: 杉野信博1 高橋進1 川村敏1 本田尚文1 竹田洋1

所属機関: 1日大第2内科

ページ範囲:P.1003 - P.1006

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 今日臨床的に腎不全の対策として人工透析vivodialysisが行なわれているが,その代表的なものが腹膜を用いて透析を行なうものperitoneal dialysis,cellophane膜を用いるものhemodialysisの2つである.前者は特殊な器具も不要で小さな医療機関でも実施可能な治療法で,とくに急性腎不全に対してはすこぶる有効かつ便利な透折法である後者は通常「人工腎臓」と呼ばれているが,一種の濾過装置であり,腎臓のような濾過,分泌,再吸収を営むものとはほど遠く,「血液透析器」と呼ぶべきものであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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