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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻8号

1970年07月発行

文献概要

診断のポイント

見逃がされている脂肪肝

著者: 高橋善弥太1

所属機関: 1東大第3内科

ページ範囲:P.1198 - P.1200

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脂肪肝の2症例から
 次のような症例がある.症例1 30歳男性.倦怠感を主訴として来院.肝機能検査により障害を発見され,follow upした.その結果は,黄疸指数 15-5,アルカリフォスファターゼ 2.3-3.1(0.8-2.9),血清蛋白 7.4-8.5,硫酸亜鉛試験 6-9,GOT 32-264,GPT 32-127,BSP 7.5-14.0%.
 総括して,GOT,GPTが上昇しており,BSPも悪い.しかし蛋自系統には異常がない.フォスファターゼも正常である.黄疸指数は15まで高くなったことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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