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文献詳細

雑誌文献

medicina7巻9号

1970年08月発行

文献概要

日常検査とその限界

血清アミラーゼ

著者: 丹羽正治1

所属機関: 1国立小児病院研究検査科

ページ範囲:P.1270 - P.1272

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検査方法(表1)
 アミラーゼ(AM)は周知のようにデンプンやグリコーゲンを水解する酵素であり,現在までに作用機序のうえから数種知られている.このうちおもなものはα,β-AMの2種類である.α-AMは膵液,唾液などの動物体液中や細菌などに存在し,臨床検査上重要である.
 AM活性の測定方法は原理的に種々あるが,最も普及しているものは原理的につぎの2種に大別される.すなわちAMによる水解の結果として,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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