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文献概要
日常検査とその限界
血清アミラーゼ
著者: 丹羽正治1
所属機関: 1国立小児病院研究検査科
ページ範囲:P.1270 - P.1272
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アミラーゼ(AM)は周知のようにデンプンやグリコーゲンを水解する酵素であり,現在までに作用機序のうえから数種知られている.このうちおもなものはα,β-AMの2種類である.α-AMは膵液,唾液などの動物体液中や細菌などに存在し,臨床検査上重要である.
AM活性の測定方法は原理的に種々あるが,最も普及しているものは原理的につぎの2種に大別される.すなわちAMによる水解の結果として,
アミラーゼ(AM)は周知のようにデンプンやグリコーゲンを水解する酵素であり,現在までに作用機序のうえから数種知られている.このうちおもなものはα,β-AMの2種類である.α-AMは膵液,唾液などの動物体液中や細菌などに存在し,臨床検査上重要である.
AM活性の測定方法は原理的に種々あるが,最も普及しているものは原理的につぎの2種に大別される.すなわちAMによる水解の結果として,
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