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診療手技
肝生検
著者: 井上恭一1
所属機関: 1新潟大第3内科
ページ範囲:P.1274 - P.1276
文献購入ページに移動 近年,諸種臨床検査法の発達によって肝疾患の診断,病態生理の把握,治療方針の確立などに長足の進歩を遂げた.これら諸検査法の中でも肝生検法は最も優れたものの1つで,現在では肝疾患の臨床には不可欠のものとなった.筆者らの教室においても昭和26年来約2200例について肝生検を施行してきたが,ここではこれらの経験にもとづき肝生検法の目的・手技・合併症などについて述べる.
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