文献詳細
文献概要
統計
届出からみた最近の赤痢の傾向
著者: 小畑美知夫1
所属機関: 1厚生省統計調査部
ページ範囲:P.1280 - P.1280
文献購入ページに移動 近年赤痢の患者が年々減少してきましたことは,皆様先刻ご承知のことと思います.
戦後の赤痢の発生状況をみますと,いまだに明確な解答が得られておらない21,22年の急激な減少による23年を谷底として,24,25,26年と増加し,27年以降は多少の変動を示しながら全体として減少傾向をたどっております(図1).昭和43年には戦後最低ともいうべき17.5(人口10万対)を記録しました.
戦後の赤痢の発生状況をみますと,いまだに明確な解答が得られておらない21,22年の急激な減少による23年を谷底として,24,25,26年と増加し,27年以降は多少の変動を示しながら全体として減少傾向をたどっております(図1).昭和43年には戦後最低ともいうべき17.5(人口10万対)を記録しました.
掲載誌情報