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診断のポイント
下血をみたとき—急性大量下血を中心に
著者: 安部井徹1
所属機関: 1東邦大第2内科
ページ範囲:P.1469 - P.1471
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ほとんどすべての消化管疾患において下血を見るといっても過言ではない.呼吸器,血液などの疾患でも下血をきたすことがある.したがって,潜出血から肉眼的にわかるような出血,さらにはショックに陥るような急性大量出血は,それ自体,診断の手がかりにはならない.
しかし,下血を取り扱うには,これをその量と早さから①急性大量出血と②慢性出血の2つに分けておくと便利である.
ほとんどすべての消化管疾患において下血を見るといっても過言ではない.呼吸器,血液などの疾患でも下血をきたすことがある.したがって,潜出血から肉眼的にわかるような出血,さらにはショックに陥るような急性大量出血は,それ自体,診断の手がかりにはならない.
しかし,下血を取り扱うには,これをその量と早さから①急性大量出血と②慢性出血の2つに分けておくと便利である.
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