文献詳細
文献概要
内科医のための小児診療の手引き
喘鳴を伴う病気
著者: 中山喜弘1
所属機関: 1九段坂病院小児科
ページ範囲:P.1508 - P.1509
文献購入ページに移動小児喘患という言葉
乳幼児でゼロゼロが治りにくかったり,年中くり返したりしている例がある.これは大きくなるまでには,治ってしまうのが普通なので,成人の喘息とは異なるとして,俗に小児喘息といわれている.ゼロゼロが長びいたり,くり返したりする症例に安易にこの病名がつけられている傾向がある,
ゼロゼロが喘息持ちであるとの通俗的な見解と,"小児喘息"といえば成人になるまでには治るとして家人が納得するので,いつのまにか簡単に用いられているようである.
乳幼児でゼロゼロが治りにくかったり,年中くり返したりしている例がある.これは大きくなるまでには,治ってしまうのが普通なので,成人の喘息とは異なるとして,俗に小児喘息といわれている.ゼロゼロが長びいたり,くり返したりする症例に安易にこの病名がつけられている傾向がある,
ゼロゼロが喘息持ちであるとの通俗的な見解と,"小児喘息"といえば成人になるまでには治るとして家人が納得するので,いつのまにか簡単に用いられているようである.
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