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フランシス・グリッソン
著者: 小川鼎三1
所属機関: 1順大医史学
ページ範囲:P.1560 - P.1560
文献購入ページに移動 肝臓の解剖学ではイギリスのグリッソンFrancis Glisson(1597-1677)の名が最もよく知られている.彼の著書Anatolnia hepatisは1654年ロンドンで出版された.グリッソンは血液循環論のハーヴェイWilliam Harvey(1578-1657)に教えをうけた人で,17世紀のイギリス医学を代表する大家の1人であった.
イギリス南部のドーセット州に生まれて,ケンブリッジ大学を卒えて,1634年にドクトルの学位を得て,その2年後にケンブリッジの医学教授となり,およそ40年間もその席にあった.しかし彼は大部分ロンドンで医業をおこない,ケンブリッジには時たま出かけて,学生の試験をするだけだったという.
イギリス南部のドーセット州に生まれて,ケンブリッジ大学を卒えて,1634年にドクトルの学位を得て,その2年後にケンブリッジの医学教授となり,およそ40年間もその席にあった.しかし彼は大部分ロンドンで医業をおこない,ケンブリッジには時たま出かけて,学生の試験をするだけだったという.
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