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診断のポイント
動脈血ガス分析—診断的意義
著者: 原弘道1 山林一1
所属機関: 1大阪成人病センター・呼吸器科
ページ範囲:P.1609 - P.1613
文献購入ページに移動ガス交換の肺生理
呼吸機能検査としての動脈血ガス分析は,肺におけるガス交換の異常の有無,および酸塩基調節障害の指標を得ることを目的とする.実際の測定は電極法によるPaO2,PaCO2,pHの測定が一般に行なわれている.
データーの正確な理解には,肺生理の知識が必要である.肺の本質的な機能は,生体に必要なO2を摂取し,不必要なCO2を排出するというガス交換としての機能と,同時に腎臓とともに生体のpHを正常に保つという酸塩基調節の機能を持っている.
呼吸機能検査としての動脈血ガス分析は,肺におけるガス交換の異常の有無,および酸塩基調節障害の指標を得ることを目的とする.実際の測定は電極法によるPaO2,PaCO2,pHの測定が一般に行なわれている.
データーの正確な理解には,肺生理の知識が必要である.肺の本質的な機能は,生体に必要なO2を摂取し,不必要なCO2を排出するというガス交換としての機能と,同時に腎臓とともに生体のpHを正常に保つという酸塩基調節の機能を持っている.
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