文献詳細
文献概要
診断のポイント
軽症うつ病
著者: 筒井末春1
所属機関: 1東邦大第2内科
ページ範囲:P.1614 - P.1616
文献購入ページに移動本症の認識
depressionはその原因により内因性,反応性,症候性などの分類がなされているが,実際はその区別が容易でない場合もある.病像の程度からみて軽症のものには,近年注目されているmasked depressionがその代表と考えられる.
もちろん精神症状の軽いものはmild depressionの範ちゅうに入れられるわけであるが,これらはいずれの場合においても,注意と関心を本症に向けていないと日常しばしば遭遇するにもかかわらず,見逃がされている場合が多い。
depressionはその原因により内因性,反応性,症候性などの分類がなされているが,実際はその区別が容易でない場合もある.病像の程度からみて軽症のものには,近年注目されているmasked depressionがその代表と考えられる.
もちろん精神症状の軽いものはmild depressionの範ちゅうに入れられるわけであるが,これらはいずれの場合においても,注意と関心を本症に向けていないと日常しばしば遭遇するにもかかわらず,見逃がされている場合が多い。
掲載誌情報