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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻11号

1971年10月発行

文献概要

病理夜話

心臓

著者: 金子仁12

所属機関: 1国立東京第一病院病理 2日医大老研

ページ範囲:P.1699 - P.1699

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 病理解剖は,いうまでもなく死因を究明することがその目的の1つだが,剖検後直接死因は何かと臨床医に聞かれると,とまどう場合が決して少なくない.脳出血だとか,心臓破裂だとか一見明らかなものはよいが,大きい病変がない場合は誠に困る.要するに全身衰弱で死んだのでしょうと答えざるをえない.
 そこで解剖の時,死体の心臓をよく検べるのが大切になる.心臓はかなりの病変があれば,少なくとも死因の1つを見つけうることになるからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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