文献詳細
図解対症検査 消化器シリーズ・7
文献概要
食欲とは食物摂取に対する生理的欲求であり,その中枢は視床外側核にあることが知られている.食欲不振は腹腔内器官の病変によっておこることが多いが,全身性疾患に合併しやすいし,また精神・神経機能とも関係が深い.なお妊娠とか薬物によっておこることが少なくないので注意を要する.
食欲不振に対しては,消化器疾患を中心に検査をすすめるべきことは当然であるが,これのみにとらわれることなく,広くすべての疾患を考慮しなければならない.
食欲不振に対しては,消化器疾患を中心に検査をすすめるべきことは当然であるが,これのみにとらわれることなく,広くすべての疾患を考慮しなければならない.
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