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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻12号

1971年11月発行

図解対症検査 消化器シリーズ・7

食欲不振

著者: 名尾良憲1

所属機関: 1東京女子医大消化器病センター

ページ範囲:P.1720 - P.1723

文献概要

 食欲とは食物摂取に対する生理的欲求であり,その中枢は視床外側核にあることが知られている.食欲不振は腹腔内器官の病変によっておこることが多いが,全身性疾患に合併しやすいし,また精神・神経機能とも関係が深い.なお妊娠とか薬物によっておこることが少なくないので注意を要する.
 食欲不振に対しては,消化器疾患を中心に検査をすすめるべきことは当然であるが,これのみにとらわれることなく,広くすべての疾患を考慮しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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