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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻12号

1971年11月発行

文献概要

診断のポイント

ワーラーローズ反応とRAテストの使い分け

著者: 本間光夫1 市川陽一1

所属機関: 1慶大・内科

ページ範囲:P.1751 - P.1753

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Waaler-Rose反応とRAテストの理解に必要な基礎的事項
 慢性関節リウマチ患者の血清中には,抗γグロブリン抗体の性質をもつグロブリンが存在する.これがリウマトイド因子とよばれるものである.
 リウマトイド因子は慢性関節リウマチに特異的なものではないが,ほとんどの慢性関節リウマチ患者がもっていることも事実である.この因子の研究が果たした価値として次の2点があげられる.①病気としての慢性関節リウマチの理解を深めた.②γ-グロブリンの遺伝的コントロールについて新しい研究分野を開発した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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