文献詳細
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文献概要
ケシPapaver somniferum L.の青い果実を傷つけて採取するアヘン(阿片,Opium,日本の古い医薬書では阿芙蓉)が痛みどめ,また眠りを催すものとして重要視されたのは甚だ古い起源をもち,バビロニア,エジプトの時代からその事柄がたどられる.
アヘン学Opiologiaと題する単行本もできている(Otto Zekert編著,1956年刊).その中から2図を借用して表紙に載せた.somniferumという学名が"眠り"を意味し,ドイツ語では,そのケシの種類をSch-lafmohnという.主な産地は今ではペルシア,マケドニア,アフガニスタン,インド,シナとなっている.
アヘン学Opiologiaと題する単行本もできている(Otto Zekert編著,1956年刊).その中から2図を借用して表紙に載せた.somniferumという学名が"眠り"を意味し,ドイツ語では,そのケシの種類をSch-lafmohnという.主な産地は今ではペルシア,マケドニア,アフガニスタン,インド,シナとなっている.
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