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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻2号

1971年02月発行

文献概要

診断のポイント

尿路感染症—起炎菌の決定

著者: 黒川一男1

所属機関: 1徳大泌尿器科

ページ範囲:P.173 - P.175

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まず宿主と細菌の相互関係を把握する
 感染症は細菌と宿主の相互関係によって種々の様相を示すもので,両者の関連を無視し,一方を重視することは誤りである.ややもすると細菌側のみに目を奪われてしまうきらいが多いことにまず注意しなければならない.
 元来,尿路は無菌の状態が正常であり,膀胱より上部の尿路は通常の状態では細菌は存在しない.しかし,ときには膀胱に長時間細菌が何らの障害を起こすこともなく存在していることも少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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