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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻2号

1971年02月発行

文献概要

治療のポイント

学童の肥満

著者: 多田裕1

所属機関: 1東大・小児科

ページ範囲:P.176 - P.178

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望ましい早期治療
 最近成人病の原因として肥満症が注目され,一般の関心が高まるにつれ,小児でも肥満を心配して外来を受診する患者が増加している.学童の肥満症の頻度は近年増加しており,2-10%くらいの頻度が報告され欧米の値に近づきつつある.栄養状態の改善による摂取カロリーの増加も一因であるが,学習時間の増加や交通機関の発達,都市の過密化による運動不足などのため消費エネルギーの減少も著しいので,今後さらに肥満児が増加するのではないかと憂慮される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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