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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻2号

1971年02月発行

文献概要

内科医のための小児診療の手引き

原因不明の発熱

著者: 合瀬徹

所属機関:

ページ範囲:P.206 - P.207

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 小児疾患のほとんどのものが発熱を伴うもので,しかもいずれの疾患の場合も,たいがい発熱が主役となりその病気の前面に出すぎている場合がむしろ多い.したがって,その発熱の原因が容易にわかる場合,たとえば扁桃炎,ヘルパアンギーナ,悪性感冒,流行性耳下腺炎,麻疹等はいいとして,問題は患児が発熱という急性症状のため,呼吸促迫,ときに呼吸困難,啼泣,興奮,脱水等による衰弱を呈していて,しかも未だ原病がはっきり姿を現わしていないとき,医師はいったい何を考え,どう対処したらいいかを小児科領域でしばしば相遇する熱性疾患の代表的なものを紹介してみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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