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臨床メモ
内科医にとって阿片アルカロイドの注射は必要か?
著者: 佐藤安正1
所属機関: 1井口整形外科病院
ページ範囲:P.299 - P.299
文献購入ページに移動 ここでは,阿片アルカロイドの注射を,いわゆる麻薬,すなわちモルヒネをはじめオピスタンまでを含めて考えました.これらは強力な鎮痛剤ですが,耽溺性や習慣性その他の副作用があるため,麻薬性鎮痛剤として取り扱いや管理が規制されています.
さいきん,耽溺性のないすぐれた非麻薬性鎮痛剤が開発され,一方ではペインクリニックの普及もあり,麻薬を用いないですませる機会が多くなりました.こんにちでは,従来麻薬の注射を必要とした症例にも,たいてい非麻薬性鎮痛剤の注射や神経ブロックなどで鎮痛が可能となってきています.
さいきん,耽溺性のないすぐれた非麻薬性鎮痛剤が開発され,一方ではペインクリニックの普及もあり,麻薬を用いないですませる機会が多くなりました.こんにちでは,従来麻薬の注射を必要とした症例にも,たいてい非麻薬性鎮痛剤の注射や神経ブロックなどで鎮痛が可能となってきています.
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