文献詳細
文献概要
心電図講座・3
左脚ブロック・心室内ブロック(その2)
著者: 町井潔1
所属機関: 1三井記念病院循環器センター
ページ範囲:P.343 - P.345
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心室内の刺激伝導は左脚と右脚,その分枝,Purkinje線維,Purkinje線維と心筋との間.のいずれの部分でも障害されうる.明らかな右脚あるいは左脚の根本でのブロックは心電図上前述の右脚ブロック,左脚ブロック像を呈するが,脚が分岐してから末梢における伝導障害は典型的な波形を示さない.これらを総称して心室内ブロックと呼ぶ.
心室内の刺激伝導は左脚と右脚,その分枝,Purkinje線維,Purkinje線維と心筋との間.のいずれの部分でも障害されうる.明らかな右脚あるいは左脚の根本でのブロックは心電図上前述の右脚ブロック,左脚ブロック像を呈するが,脚が分岐してから末梢における伝導障害は典型的な波形を示さない.これらを総称して心室内ブロックと呼ぶ.
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