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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻4号

1971年04月発行

文献概要

診断のポイント

意識障害の診かた—経験例をもとにして

著者: 本多虔夫1

所属機関: 1横浜市民病院・内科

ページ範囲:P.431 - P.433

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診断の意義
 臨床家にとって,病歴と理学検査physical examinationは正しい診断に達する出発点として非常に重要である.しかし患者に意識障害がある時には,十分に,信頼できる病歴を得ることが困難であることが多い.このような場合には,当然の結果として,より正確なphysical examinationを行なうことが要求される.ところが,意識障害患者は一般患者よりも非協力的であり,必ずしも一般患者と同様に診ていくことはできない.このような困難に直面し,さらに意識障害という重篤な症状におびやかされて,あわてないためにも,意識障害の診かたに精通することは重要なことであると思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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