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図解対症検査 消化器シリーズ・1
吐血
著者: 村井俊介1
所属機関: 1慈恵医大阿部内科
ページ範囲:P.536 - P.539
文献購入ページに移動 吐血を起こす疾患のほとんどは,内科と外科の境界領域にある消化器疾患である.その80%は手術を受けないでも軽快するが,結局は手術的治療を必要とするものも少なくない.また緊急手術を要する場合もある.出血部位を確定できない場合も多く,また十分に病歴をとる余裕のないこともある.
まず,発生頻度の高いものから思いを至すべきである.つまり,消化性潰瘍,胃癌,慢性胃炎,食道静脈瘤の順序で考えていく.
まず,発生頻度の高いものから思いを至すべきである.つまり,消化性潰瘍,胃癌,慢性胃炎,食道静脈瘤の順序で考えていく.
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