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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻6号

1971年05月発行

臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方

●全体的な把握 III.生命徴候 vital signs

1.熱

著者: 日野志郎1

所属機関: 1東京逓信病院内科

ページ範囲:P.718 - P.722

文献概要

 大学病院などは別として,われわれが日常扱う患者の訴えのなかで熱はもっとも多いものの1つであろう.しかし一口に熱といっても,急に出た高い熱,なかなか下がらない熱,持続する微熱などに分けて考えることができる.ただ注意しなければならないことは,患者が熱を訴えてきたばあい,熱感だの顔がほてることなどを熱と称することがあるから,それをすぐに体温の上昇と解釈してはならない,体温を測ってみた上でのことか,念を押す必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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