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臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方 ●身体所見のとらえ方 IV.顔と頭部
4.咽喉—A.内科の立場から
著者: 浦田卓
所属機関:
ページ範囲:P.758 - P.759
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一般実地診療でもっとも頻度の多いのは,急性の上部気道感染症である.しかもそれは,まず第一にビールス感染症であり,ついで細菌感染症である.はじめから細菌感染症ではじまることは,あんがい少ない.たいていはビールスの感染が初めに生じ,それと同時にか,あるいは,それにやや遅れて細菌の二次感染症がオーバーラップする.ときには,ビールス感染の相はすでに消失して,細菌感染の相だけがダラダラとつづいているのを診る.
一般実地診療でもっとも頻度の多いのは,急性の上部気道感染症である.しかもそれは,まず第一にビールス感染症であり,ついで細菌感染症である.はじめから細菌感染症ではじまることは,あんがい少ない.たいていはビールスの感染が初めに生じ,それと同時にか,あるいは,それにやや遅れて細菌の二次感染症がオーバーラップする.ときには,ビールス感染の相はすでに消失して,細菌感染の相だけがダラダラとつづいているのを診る.
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