icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina8巻6号

1971年05月発行

文献概要

臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方 ●身体所見のとらえ方 IV.顔と頭部

4.咽喉—A.内科の立場から

著者: 浦田卓

所属機関:

ページ範囲:P.758 - P.759

文献購入ページに移動
予備知識
 一般実地診療でもっとも頻度の多いのは,急性の上部気道感染症である.しかもそれは,まず第一にビールス感染症であり,ついで細菌感染症である.はじめから細菌感染症ではじまることは,あんがい少ない.たいていはビールスの感染が初めに生じ,それと同時にか,あるいは,それにやや遅れて細菌の二次感染症がオーバーラップする.ときには,ビールス感染の相はすでに消失して,細菌感染の相だけがダラダラとつづいているのを診る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?