文献詳細
臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方
●小児の身体所見のとらえ方 XXII.発疹・黄疸・浮腫
文献概要
新生児期の浮腫
独特の成因と特徴をもっている.新生児早期の一般状態の悪い時(呼吸困難など)に起こりやすい硬化性浮腫(scleredema)は,名のように硬くしかも"pitting edema"(指圧痕のできる浮腫)である.一般状態がよく,30日齢前後に起こる"pittingedema"は,遅発性浮腫であり未熟児に多い.以上2者がもっともよくであう新生児の浮腫といえよう.
独特の成因と特徴をもっている.新生児早期の一般状態の悪い時(呼吸困難など)に起こりやすい硬化性浮腫(scleredema)は,名のように硬くしかも"pitting edema"(指圧痕のできる浮腫)である.一般状態がよく,30日齢前後に起こる"pittingedema"は,遅発性浮腫であり未熟児に多い.以上2者がもっともよくであう新生児の浮腫といえよう.
掲載誌情報