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臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方 ●小児の身体所見のとらえ方 XXII.発疹・黄疸・浮腫
3.浮腫(年齢・成因・分布・性状)
著者: 山下文雄1
所属機関: 1久大小児科
ページ範囲:P.968 - P.969
文献購入ページに移動新生児期の浮腫
独特の成因と特徴をもっている.新生児早期の一般状態の悪い時(呼吸困難など)に起こりやすい硬化性浮腫(scleredema)は,名のように硬くしかも"pitting edema"(指圧痕のできる浮腫)である.一般状態がよく,30日齢前後に起こる"pittingedema"は,遅発性浮腫であり未熟児に多い.以上2者がもっともよくであう新生児の浮腫といえよう.
独特の成因と特徴をもっている.新生児早期の一般状態の悪い時(呼吸困難など)に起こりやすい硬化性浮腫(scleredema)は,名のように硬くしかも"pitting edema"(指圧痕のできる浮腫)である.一般状態がよく,30日齢前後に起こる"pittingedema"は,遅発性浮腫であり未熟児に多い.以上2者がもっともよくであう新生児の浮腫といえよう.
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