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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻7号

1971年06月発行

文献概要

統計

死亡からみた肝硬変の動向(その2)

著者: 小畑美知夫1

所属機関: 1厚生省統計調査部

ページ範囲:P.1142 - P.1143

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1.地域別にみた肝硬変の死亡率
 昭和30年以降の肝硬変の粗死亡率をみますとかなり明らかな地域差がみられます.肝硬変の死亡率の高いのは大阪を中心として西の方に高く,関東・東北・北海道は低くなっております.例外的には山梨県はほぼ毎年高くなっています.肝硬変の病因論の1つとして感染性因子が考えられますが,昔から日本住血吸虫症の多発地域の1つに数えられている山梨県が高いのはそのためかとも思われます(図).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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