文献詳細
文献概要
グラフ
癌の骨転移像
著者: 石田俊武1
所属機関: 1阪市大整形外科
ページ範囲:P.1376 - P.1381
文献購入ページに移動 癌の骨転移巣を発見することは,必ずしも容易ではない.わずかなX線像の変化を見つけるために,多方向からのX線像,経過を追いながら頻回撮影するX線像,断層撮影,時には血管造影像,シンチグラムが必要となる.
X線像上病巣を発見した時,単発性か,散発性か.多発性か,びまん性かという拡がりの点,また経過中,単発性から散発性または多発性に,散発性から多発性にという拡大する傾向の有無の点,さらには,病巣が躯幹を中心とした骨に発生しているかどうかの点を見きわめる必要がある.
X線像上病巣を発見した時,単発性か,散発性か.多発性か,びまん性かという拡がりの点,また経過中,単発性から散発性または多発性に,散発性から多発性にという拡大する傾向の有無の点,さらには,病巣が躯幹を中心とした骨に発生しているかどうかの点を見きわめる必要がある.
掲載誌情報