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文献詳細

雑誌文献

medicina8巻9号

1971年08月発行

文献概要

保険医辞退をどう考えるか

保険医総辞退に立ち到らせたもの—東京都荏原医師会長時見徹彦氏に聞く

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所属機関:

ページ範囲:P.1415 - P.1417

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突入に到った真意は
—7月1日の保険医総辞退という事態に突入してみて,お医者さんたちの意志は予想以上に固かったという印象を受けておりますけれども……
 時見 突入に立ち到ったのは,武見会長の指令があったからやったというよりも,やはり会員1人1人の気持ちが強かったということですね,突入する前の厚生省の見込みでは2万くらいだろうといっていたのが7万もあった.ということは過去3回の総辞退届けの提出で,会員はつかむべきところはつかんでいたわけですね.毎年毎年総辞退の話が出ているのに,いつでも政府は核心に触れようとしない,歯止めの末端のことばかりやっていた.われわれが反対しているにもかかわらず,医師と患者にしわ寄せをするというのが抜本改正の姿だったわけで,それが始めからわかっていたということでしょうね.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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