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強皮症の消化器所見
著者: 柏崎禎夫1
所属機関: 1北里大・内科
ページ範囲:P.46 - P.49
文献購入ページに移動強皮症とは
強皮症は主として20歳から40歳の女性に好発し,皮膚の硬化病変を特徴とするが,関節,筋肉さらには消化管,心,肺,腎などの各種内臓臓器をも侵す原因不明の慢性汎発性結合組織障害疾患である.したがって,1945年Goetzは本症を進行性全身性硬化症(Progressive systemic sclerosis)と呼ぶことを提唱したが,必ずしも進行性なものばかりでないことから,最近は全身性硬化症(Systemic sclerosis)と呼ぶことが多い.
強皮症は主として20歳から40歳の女性に好発し,皮膚の硬化病変を特徴とするが,関節,筋肉さらには消化管,心,肺,腎などの各種内臓臓器をも侵す原因不明の慢性汎発性結合組織障害疾患である.したがって,1945年Goetzは本症を進行性全身性硬化症(Progressive systemic sclerosis)と呼ぶことを提唱したが,必ずしも進行性なものばかりでないことから,最近は全身性硬化症(Systemic sclerosis)と呼ぶことが多い.
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